7人組ガールズグループ「HANA」のMVに出演する「謎の高級車」とは!?[画像は「ZOZOFES」に出演したHANAの(左から)モモカ、ジス、コハル、チカ、ユリ、ナオコ、マヒナ(2025年10月撮影)/Photo:時事通信フォト]

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「BAD LOVE」MVではシブい「国産高級セダン」が準主役級の“出演”!

 2025年末に放送された「第76回 NHK紅白歌合戦」(NHK)にて初出場を果たした7人組ガールズグループ「HANA」。

 プロデューサーである“ちゃんみな”さんとコラボし、楽曲「SAD SONG」で圧巻のパフォーマンスを披露したのは記憶に新しいところです。

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 もちろん、HANAは単独でも激しいステージを展開。グループとしてのデビュー曲「ROSE」で、全国の視聴者に鮮烈な印象を残しました。

 さて、その「ROSE」のMV(ミュージックビデオ)がクルマ好きの間で話題になっています。

 このMVの舞台は、近未来的で無機質な世界。白いドロイド(人工頭能を備えた自律型ロボット)が支配し、“規格化された美”が強要される環境のなか、HANAのメンバー7人は抑圧に抗って自由を取り戻すべく立ち向かいます。

 乾いた土と泥のなかで一心不乱にパフォーマンスする彼女たち。管理下にあった“規格化された美”に縛られるのではなく、解放された“ありのままの世界”で自由を獲得するべく奮闘する姿をダンスで表現しています。

 そんな“ありのままの世界”の世界観を強調するのは、土と泥のなかに無造作に停まったホコリまみれの1台のクルマでした。

「ROSE」のMVにはノーマルバージョンのほかにもう1つ、HANAのパフォーマンスにフォーカスした「ROSE -Performance Video-」なるバージョンがあるのですが、こちらを見ると上記のクルマの正体がおぼろげながらわかります。

 これはおそらく、韓国の自動車メーカー・ヒュンダイのフラッグシップカー「XG」でしょう。

 1998年に韓国でデビューし、日本には2001年5月に導入されたXG。ヒュンダイのパーソナルカーの最上級に位置するモデルであり、「優雅と上質」をうたう高級セダンです。

 ヒュンダイの最上級車にふさわしく、豪華な装備が備わったXG。快適性や安全性にも留意しており、ほかのクルマと比べてワンランク上の仕様となりました。

 ラインナップはベーシックな「XG300」と、レザー内装などにこだわった「XG300L」の2種類。搭載エンジンはどちらもV型6気筒3リッターのDOHCです。

 さて、HANAには「ROSE」以外にもクルマ好きの琴線に触れる楽曲があります。

 それは、2025年9月8日に配信リリースされた「BAD LOVE」。この曲のMVを見ると、いきなり冒頭に日産「セドリック」(3代目・230型)が出てきます。

 1971年2月23日に発売され、230型セドリックの登場時に用意されていたボディ形式は、4ドアセダンと2ドアハードトップ、ステーションワゴン/バンで、その後ピラーレスタイプの4ドアハードトップも追加されます。

 本モデルから、1966年に合併した旧・プリンス自動車の高級車「グロリア」との兄弟車となりましたが、2モデルをあわせると同時期のライバル車であるトヨタ「クラウン」(4代目)の販売台数を超えた唯一の世代としても知られています。

 昭和世代の方にとっては、当時全盛を迎えていた刑事ドラマでの警察車両として、数多くレギュラー“出演”していたことを記憶しているも多いことでしょう。

 タクシー車両としても数多く流通しており、タクシーあがりとみられる安いベースグレード車の中古車が映画・ドラマにおける「破壊車両」要員としても活躍していました。

 ともあれ、1971年から1975年まで発売されたまごうことなき旧車・230型セドリックが、令和のMVに登場したのは驚きでした。

 ちなみにMVに登場したのはセダンタイプ。メッキパーツが映える黒いボディカラーもまたあの頃の覆面パトカーを思わせ、どこかアウトローなMVのイメージを強く印象付けていました。

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 なぜか、通好みの車種を使用する傾向にあるHANAのミュージックビデオ。

 クルマが好きならば、このグループの映像作品はチェックしておいたほうがよいかもしれません。