【ClariS】第3章、始動!『まどか☆マギカ』と再び紡ぐ“リンクス”の物語
■「コネクト」はClariS第3章の”始まりの曲”
クララ:本当にそう思います。「コネクト」を歌った当時は、私もまどかちゃんたちと同年代で、等身大の気持ちを乗せられました。その後、少し大人になって俯瞰で見られるようになったのが「コネクト -2017-」。そして今回の「コネクト -season 03-」では、ClariS第3章やこの15年の歩みも自然と込められました。3人で初めて立った「リスアニ!LIVE 2025」で1曲目に披露させていただいたのも「コネクト」で、第3章の”始まりの曲”だと強く感じています。
エリー:今回は音源として残るという点で、ライブとはまた違うプレッシャーがありました。ファンの皆さんの思い出の重さも感じながら、歌詞と向き合い試行錯誤してレコーディングしました。
アンナ:「コネクト -season 03-」はMVも制作していただきました。ClariS第3章が始まる前夜、3人それぞれが孤独を抱える場面から始まり、ペンダントの水晶の光に導かれて第3章がスタートするという物語になっています。ペンダントは『まどか☆マギカ』のソウルジェムもほうふつされるので、作品とのつながりを感じていただけると思います。
――再録にあたり、オリジナルをたくさん聴き返したのでしょうか?
エリー:私はMVを何度も見返し、音源も繰り返し聴いて準備しました。再録の歴史がある曲なので、”私の声がどうスパイスになれるか”を考えながら向き合いました。
アンナ:私は逆に、直前はあまり聴きすぎないようにしました。耳に残っている第1章、第2章のイメージを頼りに、自分らしさを保ちながらいちばん寄り添える形を探しました。
■〈優しい強さ〉という矛盾した言葉が表すシーンとは
――新曲「リンクス」(『魔法少女まどか☆マギカ』シリーズ インスパイアソング)の作詞も3人で担当されました。まどか、ほむらの思い、ストーリーの流れ、作品の根幹まで丁寧に紡がれていますね。
クララ:ありがとうございます。まさか新曲でまた『まどか☆マギカ』に関われるとは思っていなかったので、とてもうれしかったです。しかも作詞まで……。「本当に私たちでいいんですか?」とドキドキでした。アニメを見返して「こういう思いだよね」と3人で話しながら、いい形で世界観を落とし込めたと思います。〈泣いたココロの声〉は「ルミナス」を感じていただけると思うし、Dメロの〈君の側にいたい〉には、渡辺翔さん作詞の歌詞へのリスペクトも込めました。
エリー:テーマ設定も、使う漢字ひとつも、3人でとことん話し合いました。作品に寄り添うのはもちろん、裏テーマもあって──。
アンナ:それはクララちゃんが私たち新メンバーを迎えたときの気持ちや、不安もあるなかでファンの皆さんへ向けた愛。その感情が、まどかちゃんの包み込むような愛や、自己犠牲を払ってでも誰かを思う姿につながる。ClariS第3章のストーリーと自然に重なるものになりました。
――冒頭〈巻き戻した針が巡る〉は、ほむら目線ですね。
クララ:そうです。ほむらちゃんが巻き戻す”針”のことを表しています。来年は劇場版『ワルプルギスの廻天』も公開されますし、作品は15年前から続いている。この一節で、当時の気持ちを思い出していただけたらうれしいです。まどかとほむらそれぞれの思いも重ねつつ、『まどマギ』全体を表現する……。その歯車が噛み合うポイントを見つけるのは本当に難しかったです。
