台湾の裁判官、アゼルバイジャンのビザ取得できず 国際裁判官協会の総会
総会は11日から17日まで開かれた。法官協会の報道資料によれば、アゼルバイジャンの裁判官協会からはIAJ事務局を通じ、ビザを事前に取得していないIAJ会員がアゼルバイジャン到着時にビザを申請するのを支援するとの約束が繰り返し伝えられ、同国の外交当局の同意も得ていると通知されていた。だが台湾の代表団はアゼルバイジャン政府が発給する招待状または入国許可を受け取れず、5人が出発前に渡航を断念。団長を務める裁判官1人は現地に向かうも到着後に入国を拒まれ、出発地のドバイに引き返した。
一連の事態を受け外交部は17日までに、アゼルバイジャン政府が事実と異なる「一つの中国」原則を理由に入国を拒否したとし、同国政府の対応に対し「深い遺憾と厳正な抗議」を表明した。
法官協会は、IAJ側からは書簡を通じ、深い遺憾と心からの応援が表明されたと説明。台湾の代表団が参加できなかったことは全体にとっての損失であり、アゼルバイジャン当局の対応はIAJが一貫して重視している国際協力と包摂の精神に反するものだと言及されたと明かした。
また、IAJ側が今後は全ての会員が無条件で参加できる権利を最優先の原則として、会議の開催地を慎重に選定し、政府の政策のみを理由に総会から排除される裁判官が発生する事態が二度と起きないようにすると約束したと紹介。IAJ側の支持や約束に感謝するとした。
(林長順/編集:田中宏樹)
