この記事は以下の動画を基に、動画投稿者の承諾を得た上で、AIライターが執筆しております

野球解説者でミスタータイガースこと掛布雅之氏が、自身のYouTube番組『2025 交流戦 西武ライオンズ 楽天イーグルス 6連戦 振返り 阪神タイガース 掛布雅之の憧球 』を17日に配信し、阪神の苦しい6連敗となったパ・リーグ本拠地での西武・楽天6連戦について、スポーツ報知の嶋尾浩一郎氏とともに徹底分析した。掛布氏は藤川球児監督体制でのチーム運営の「バランスの崩れ」と「佐藤輝明選手の走塁ミス」など、阪神の現状に鋭く迫った。

掛布氏は「石井大智投手の怪我によるリリーフ陣の負担増」や、先発才木浩人投手の降板タイミングについても深く言及。「ベンチの中でしか分からないピッチャーの疲労度もあるが、石井投手の離脱もあって、僕はもう一イニング投げさせてもよかったのでは」と自身の見解を語る。また、悩み深いリリーフ陣の現状について、「湯浅京巳投手はストレートの力が戻っていない。本来の抑えとしてはまだ怖い」と警鐘を鳴らした。

補強で加入したヘルナンデス選手の起用や、佐藤輝明選手の外野転向についても言及。「普通であればキャンプで佐藤選手を外野に動かす構想はなかったはずだが、前川右京選手のファーム落ちでバランスを崩した」と分析。「藤川監督は連覇を見据えていると思うが、今はチームのバランスが保てていない」と現状に課題を突きつけた。

なかでも掛布氏が強調したのが、楽天戦での佐藤選手の“フェンス直撃シングル”の走塁ミス。「佐藤選手は止まって歩いてしまった。これはチームの流れを変えるべき4番打者の姿ではない」とバッサリ。「大山選手のように全力疾走する4番の姿を佐藤も引き継がないといけない。また、こんな時にきちんと叱れるコーチと監督の距離感が重要だ」と、采配よりも“現場のけじめ”の必要性を繰り返し訴えた。

さらに「藤川監督とヘッドコーチを置かずに戦っていることが、いざという時のサポート体制やコミュニケーション不足を生んでいる」とチームの組織運営にも苦言。「この連敗を乗り越えるには、“監督とコーチ、さらに選手との距離感”を修正することが一番大切」と強調した。

最後に掛布氏は、「これで佐藤選手が、さまざまな成長につながるああいうミスであってほしい。甲子園での6連戦、初戦を取らないと苦しくなるが、佐藤選手も気持ちを切り替えて、日本の4番バッターになれるようにがんばってほしい」とエールを贈り、連敗の中にも前向きな変化を期待して動画を締めくくった。

チャンネル情報

「掛布雅之の憧球(かけふまさゆきのどうきゅう)」とは掛布雅之のYouTubeチャンネル「掛布雅之の憧球」は、自身の野球に対する素直な思いをストレートに視聴者に届けるコンテンツを提供していくチャンネルです。