「数々の会社を見てきた財務のプロが解説!転落人生を歩む経営者の特徴はコレです。」と題した動画で、脱・税理士の菅原氏が登場。動画では「自分にもしものことがあった時、会社や家族が路頭に迷わないためにはどうするべきか」「なぜ絶好調だった経営者が取り返しのつかない失敗に陥るのか」という視聴者の質問に答え、自身の経験から8つの“転落経営者”パターンをわかりやすく解説した。

菅原氏は「すごく調子が良かったけど、急転落する人いるよね。僕もそんなのないように気をつけなきゃ」と自身の考えを明かしながらも、「やっぱり多い」と苦い実情を語り、組織のトップが忘れてはいけないポイントを次々と紹介。

第一に挙げたのは「取引先を一社に頼っていた」こと。「これは本当に危険。最低でも一番売上の多い取引先を全体の20%以内に抑えなさい」と強調。実際、元請けとの関係に胡坐をかいていた企業が、突然契約を切られて自己破産に追い込まれるケースを目の当たりにした経験も披露した。

また「後継者育成の不備」や「実力のある幹部の離脱」といった“ヒト”のリスクも指摘。本業に集中せず調子に乗って「横柄な態度」や「パワハラ・セクハラ」といったコンプライアンス違反に発展することも多く、「毎日自分に“調子に乗ったらあかん”と言い聞かせてる」と自戒の意味も込めて語った。

さらに調子が良くなると「怪しいビジネスや投資話」が殺到し、「おいしそうな話に手を出して失敗する人は非常に多い」と警鐘。企業の急拡大も「管理がずさんになり、黒字倒産のケースもある」とし、“石橋を叩いて渡る慎重さ”の重要性を訴えた。

中でも、菅原氏が繰り返し口にしたのは「一度見栄を張ると下げられなくなる」という人の性。「夜のお店でシャンパンを開けたり、いい車や高級マンションに住み続けたり――調子が悪くなってもなかなか元に戻せない。結局、借金や会社の使い込みで破滅するケースは多い」と実情を暴露。「転落する経営者のほとんどは、お酒・女性・お金の浪費で失敗する」とバッサリ切った。「何事もハマりすぎは禁物。自分の目が行き届かない規模に広げる時は、自分の分身を育て、リスクヘッジを怠らないことが大切」と強調した。

動画の締めくくりでは「調子がいい時こそ、見栄を張りすぎないこと。油断が命取りになるので、日々リスクを振り返り、会社が安定経営できるよう対策を怠らないでほしい」と視聴者に呼びかけた。

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