脳科学者の茂木健一郎氏が自身のYouTubeで「日本がいちばんいい国である」という言い方の意味について議論。「日本が一番いい国だ」という評価が持つ意味を深掘りしました。茂木氏は、日本の生活環境や充実性については評価するものの、「世界の中で一番点数が高いという意味ではない」と述べ、評価の相対性に言及しました。
茂木氏は、最近若者が外国へ行きたがらない風潮について触れ、「生活の状況が整っている」ことが一因と分析。その一方で、日本は幸福度や自己肯定感の低さが課題だとして、「幸福度の質問の仕方に問題がある場合もある」と指摘。一つの評価だけに偏らない視点を促しました。
また、「ライプニッツの哲学的楽観論」に触れつつ、「すべての可能世界の中で一番ベストな世界である」という考えを紹介。「ある事象だけを捉えて良い悪いを判断するのは難しい」と述べ、人間の個性にも通じるとしました。適応の視点からも各国の状況を考える必要性を示し、独裁や経済状況の悪い国にもそれなりの適応と幸福があると指摘しました。
最後に、茂木氏は「日本人は成熟した態度になり始めている」と締めくくり、日本が一番良い国という評価が持つ複雑な要因についての理解を促しました。

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