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新築住宅は「ピカピカで不具合とは無縁」と思われがちですが、実は“見えない部分”こそが落とし穴。株式会社さくら事務所の友田雄俊さん(執行役員CCO)と山本邦史郎さんが、新築住宅のインスペクション(建物調査)を通じて分かった“見逃されがちな床下の実態”について語りました。

■記録は資産!報告書を残すことの重要性

友田さんは、「屋根裏の点検口から手が届く範囲だけ確認しても、実は締め忘れがあったり不備があるケースは少なくない」と指摘します。実際に屋根裏全体を点検したところ、全体の約【7~8割】がネジの締め忘れがあって事例も。記録として報告書を残しておくことで、後々の売却時の信頼にもつながり資産価値にも影響を与えるとのこと。

株式会社さくら事務所では、こうしたインスペクションを通じて、家の“見えない不安”を見える化する支援を続けています。

■床下に広がる「単純だけど深刻な」問題

床下の点検では、断熱材の破損、工具やボルトの置き忘れ、施工時のゴミ残りといった“不具合の温床”が見つかることも。とくに設備配管や基礎工事の際に生じるちょっとした連携ミスが、不具合の原因になるケースが多く見られるそうです。

たとえば、コンクリートを打つ前に通すべきスリーブ(配管を中から外へ出すための穴)周囲の補強が不十分だと、のちのちひび割れや劣化につながることも。現場監督が多忙なあまりチェックしきれない部分を、第三者がカバーすることの重要性が浮き彫りになります。

■配管の位置ひとつで将来のメンテナンスに大差

「床下の高さが足りない」「配管が通っていて奥に行けない」といった構造の問題が、将来のリフォームや修理の妨げになることも。排水管が通っているだけで床下のスペースが半減し、人が入れなくなることもあります。

こうした“見えない設計ミス”を防ぐ・気が付くには、ホームインスペクターなど第三者の目が欠かせないと株式会社さくら事務所では、啓蒙をしています。

■【まとめ】

・床下や屋根裏の点検は、新築時でも必須 ・報告書は「住宅の履歴書」としての資産になる ・基礎工事や配管の“ちょっとしたズレ”が後の不具合に
・メンテナンス性を考慮した設計のチェックが大切
・第三者によるホームインスペクションの活用が“安心の鍵”

家を建てる、買うときに「見える部分」だけで判断せず、プロの目で「見えない部分」まで確認すること。それが、後悔しない住まい選びの第一歩です。

チャンネル情報

個人向け不動産コンサルティング会社「株式会社さくら事務所」◆株式会社さくら事務所さくら事務所は「人と不動産のより幸せな関係を追求し、豊かで美しい社会を次世代に手渡すこと」を目的として、創業者・現会長の長嶋修が設立した、中立・公正な業界初の個人向け総合不動産コンサルティングサービス企業です。