第103代首相に選出された石破茂氏(写真・長谷川 新)

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 11月11日、衆参両院で総理大臣指名選挙がおこなわれ、自民党石破茂総裁が第103代首相に選出された。

「裏金問題や非公認議員への2000万円支給などスキャンダルが相次いだ自民党は、10月の衆院選で、247から191と議席を大きく減らしました。公明党の24議席を合わせても過半数の233議席を割る結果となりました。

 そのため、衆院本会議で実施された今回の首班指名では、1回めで過半数を得た候補者がおらず(石破氏221票、立憲民主党・野田佳彦代表151票)、約30年ぶり、5度めの決選投票になりました」(政治担当記者)

 ところが――多くの注目が集まるなか、決選投票の中継を見た人々から、相次いで失望の声があがった。石破首相が、投票のさなか、堂々と居眠り姿を披露していたからだ。

 目を閉じてこくりこくりと首を揺らし、途中で隣にいた林芳正官房長官が様子を伺うようにのぞきこんだが、これも気づかず。その様子を見ていたと思しき麻生太郎議員が、呆れたように首をかしげる姿も映った。

 それにしても、自身が選出されるか否かという大切な日でのまさかの振る舞いに、Xでは愕然とする人々が続出している。

《えー??大事な大事な首相指名選挙で寝る石破まじありえないわこんな人間が日本のトップだなんてまじ日本終わってる、、》

首相指名選挙という大事な局面で爆睡する日本の代表石破茂総理大臣。日本の恥すぎる。世界に居眠り晒して。これで高い給料貰って、我々には増税という。》

《石破マジで舐めてんだろ。何で首相決めてる場で当事者が寝てんだよ。やる気ねえならとっとと辞めろよ。》

 2008年のオフィシャルブログでは、予算委員会について「テレビ中継も入っていて、当然のことではありますが居眠りなどご法度」と語っていた石破首相。10年以上の歳月をへて、すっかり気が緩みっぱなしになってしまったのだろうか。