神宮外苑・コブシ球場で練習する青木

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 2日に引退試合を迎えるヤクルト・青木宣親外野手(42)が、神宮外苑・コブシ球場で行われた全体練習に参加。同戦では「1番・中堅」で出場予定だということを明かし、「ファンの方にプレーしている姿をしっかり見せられればと思います」と話した。

 9月13日に今季限りでの現役引退を発表し、連日SNSでは安打を放つ度に「引退撤回」が話題となり、球団マスコット・つば九郎からも「『やめるの、やめます』っていっていいんだよ」と惜しまれ続けている。

 泣いても、笑ってもラスト1試合だ。盟友・石川も中継ぎで登板予定で、登場曲に使用するGLAYのTAKUROが国歌演奏を行うことも発表されている。

 青木は普段通り、笑顔も見せながら打撃練習などの練習に参加し、「なんか寂しくなるよね。今日も(打撃投手の)七條と(佐藤)賢に投げてもらってね、俺もラストだななんて思うと、ちょっと寂しくなりましたね」と心境を明かした。

 また高津監督と相談し、「1番・中堅」での出場予定であることも明かした。「やっぱり出始めがね、センターだったし。やっぱり1番で、1番センターっていうのをよくやってたから、他の打順もやったけど、やっぱりねプロに入って、まず基盤を作ったのはあの場所だと思っているし、大学時代からね、そこはやってたからね。ほんとになんか思い入れのあるポジションです」と思い入れの強い“場所”で現役最後の時間を過ごす。