会見を行った(左から)高橋克実、さとうほなみ、塩野瑛久、菜々緒、井浦新、工藤阿須加

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 女優・菜々緒が26日、都内で10月11日スタートのテレビ朝日系主演ドラマ「無能の鷹」(金曜・後11時15分)の取材会を行った。共演の塩野瑛久、井浦新、工藤阿須加、さとうほなみ、高橋克実も出席した。

 女性コミック誌「Kiss」で連載中のはんざき朝未氏の同名漫画が原作で、スマートな身のこなしで有能オーラに満ちあふれているのに、パソコンの起動も漢字の読み書きもコピーもできない会社員の主人公が、奇跡を起こしていくストーリーだ。

 「無能ですが、何か?」のキャッチコピーで無能なことを開き直って生きる主人公の会社員を演じる菜々緒は「この秋、一番笑ってもらえる作品に出来上がっている。こんなに楽しい現場でいいのかと思う。チームワーク抜群です。皆さん、かなり個性的なキャラクターですが、息ピッタリです」と胸を張った。

 最終話の台本が完成した時にはさみしさのあまり泣いてしまったようで、菜々緒は「撮影が終わると思ったら泣いてしまった。最終話の台本が出来上がったと。最後のことを考えたら悲しくなって。塩野君に涙を見られて、すごい言いふらされてしまった」と苦笑い。塩野は「第2話の撮影中に最終話の台本が出来上がったのですが、菜々緒さんはその時点で泣いていた。早すぎませんか?」と裏事情を明かしていた。