フランス高速鉄道の車内で思いがけない出会いがあった。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 現地8月5日、準決勝のフランス対エジプトを取材するため、パリからリヨンに向かう高速鉄道の車内でとある出会いがあった。

 向かい合いの4人席に1人で座っていると、余った席に3人のインドネシア人男性が座ってきた。よく見ると、自分の正面の1人はFC東京の上着を着用。単純に気になって、我慢できずに声をかけた。

 日本のジャーナリストであることを伝え、なぜFC東京のジャンパーを着ているのか尋ねると、「FC東京は日本でも有数のビッグクラブで、実績のあるチームだから買ったんだ。インドネシアでも有名なクラブだよ」と教えてくれた。
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 ほかの2人も話に参加してきたので、3人の関係を訊くと、どうやらインドネシアの街クラブを運営しているようで、FC東京の上着を着ていたのはチーフマネージャーだという。フランスに来た理由については、「サッカーが大好きだから」で、これから筆者と同じくフランス対エジプトを観戦しにいくとのこと。

 その後もサッカー談義に花が咲き、Jリーグでプレーしたインドネシア人選手の話にも。2022年に東京ヴェルディでプレーしたDFプラタマ・アルハンや、現在セレッソ大阪に所属するDFジャスティン・ハブナーの魅力を熱弁していた。

 また、ベスト8敗退となったU-23日本代表にも触れ、「日本のチームは負けてしまって残念だったね。インドネシアはオリンピックに出場できないから…。いつかは日本に追いつきたいけどね」と思いを述べた。

 話し好きの3人組で、会話は途切れることなく約1時間。サッカー愛溢れるトリオだった。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)