高卒1年目にして存在感を発揮している越道。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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[J1第8節]横浜FC0−3広島/4月15日/ニッパツ三ツ沢球技場

 サンフレッチェ広島は、敵地で行なわれた横浜FC戦に3−0の勝利。49分に東俊希のヘディングシュートで先制すると、相手のオウンゴールとドウグラス・ヴィエイラのボレー弾で加点した。

 リーグ戦5連勝でチーム力を見せつけた一戦で、右のウイングバックとしてスタメン出場したのが、高卒ルーキーの越道草太だった。

 2004年生まれのサイドアタッカーは、広島のJrユースとユースを経て、今季にトップチームに昇格。第2節のアルビレックス新潟戦(1−2)でプロデビューを果たすと、ルヴァンカップのグループステージ第3節・ヴィッセル神戸戦(5−0)では初スタメンでアシストをマーク。その後、J1第7節のサガン鳥栖戦(1−0)でリーグ戦初先発を果たした。

 そんな期待の新星は、持ち味である積極的な縦への仕掛けや、激しい上下動でのディフェンスでチームに貢献。サイドからの鋭いクロスで、東の先制点をアシストして得点にも絡んだ。

 試合後に取材に応じた越道は、リーグ戦での初アシストについて「めちゃくちゃうれしかった」と喜んだ。同時に「自分も、もっと俊希君が(クロスを)上げる時に入っていかないといけないと思った」として、東のゴール前への飛び込みが「タイミングが上手い」と参考になると振り返った。
 
 ハイレベルなプレーとともに、修正力も発揮した。強い雨のなかで行なわれた一戦では、芝生に足を取られる選手が続出。越道も何回か転倒するシーンが見られたが、後半は無くなった。対策を訊くと、こう答えた。

「ちょっと(ボールを)外側に置きすぎて、腰の振りがあまりできていなかったので。ちょっと内側に入れて、蹴りやすいところに置くのを意識した」

 高卒1年目の4月にして、首位を争うチームでスタメンの座を確保しつつある越道。十分すぎる活躍にも見えるが、シャドーへのつなぎやシュート精度など、改善点を次々に口にした。

 現状について「思ったより早く(試合に)絡ませてもらって、結果も出ている」としつつ、「まだまだ。もっとどん欲にゴールだったり、結果を求めて。満足しないようにやっていく」と力強く語った。

取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

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