ニチリン(5184)、「増配」を発表して、配当利回りが 4.62%にアップ! 年間配当額は1年で1.6倍に増加、 2021年12月期は前期比31円増の「1株あたり76円」に
ニチリンは、2021年12月期の配当予想を修正し、前期比および前回予想比で「増配」とする予想を、2021年8月6日の15時に発表した。これにより、ニチリンの配当利回り(予想)は3.65%⇒4.62%にアップした。
ニチリンは、2021年12月期の予想配当を修正し、中間配当(6月・権利確定済み)が「38円」、期末配当(12月)が「38円」、合計の年間配当額は「1株あたり76円」とすると発表した。
年間配当額の前回予想は「1株あたり60円」だったので、前回予想から「16円」の増配となる。今回の増配発表により、ニチリンの配当利回り(予想)は3.65%⇒4.62%にアップすることとなった。
また、ニチリンの2020年12月期の配当は「1株あたり45円」だったので、前期比では「31円」の増配となる見込み。
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ニチリンは配当について、「将来にわたる株主利益の確保と必要な内部留保を行い、業績も勘案しながら安定した配当を継続して実施すること」を基本方針としている。この方針にもとづいて、「直近の業績が堅調であること等を勘案」した結果、今回の「増配」が決まった形だ。
なお、「増配」や「自己株式の取得」などが発表されたことを受けて、ニチリンの株価はSBI証券の夜間取引(PTS取引)で一時、発表当日(2021年8月6日)の終値1643円より81.9円高い1724.9円(+4.98%)を記録しており、来週の株式市場でも注目を集めることになりそうだ。
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ニチリンの過去10期の配当の推移は?
| ■ニチリン(5184)の過去10期の配当の推移 | ||||
| 期 | 年間配当額 | 期 | 年間配当額 | |
| 2012/12 | 8.3円 | 2017/12 | 36.9円 | |
| 2013/12 | 11.1円 | 2018/12 | 50円 | |
| 2014/12 | 16円 | 2019/12 | 60円 | |
| 2015/12 | 21.5円 | 2020/12 | 45円 | |
| 2016/12 | 26.1円 | 2021/12 | 76円 (予想) | |
ニチリンは2020年12月期に「減配」したことで連続増配がストップしてしまっていたが、2021年12月期の配当予想「1株あたり76円」が予想通りに実施されれば、再び前期比で「増配」となる見通しだ。
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また、ニチリンの配当額の伸び具合も確認しておきたい。前期にあたる2020年12月期から2021年12月期までの1年間で、ニチリンの年間配当額は「1株あたり45円」から「1株あたり76円」まで、1.6倍に増加している。
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参考として、ニチリンの株価も確認しておこう。ニチリンの株価は、2020年12月の終値が1673円、発表当日(2021年8月6日)の終値が1643円なので、2020年12月とほぼ同じ水準で推移している。
■ニチリン(5184)の株価チャート/月足・10年
ニチリンの配当利回り、配当+株主優待利回りは?
ニチリンの2021年8月6日時点の株価(終値)は1643円なので、配当利回り(予想)は以下のようになる。
【※ニチリンの配当利回り】
株価:1643円
年間配当額:中間38円+期末38円=76円
配当利回り:76円÷1643円×100=4.62%
ニチリンの配当利回りは4.62%。2021年7月の東証1部の平均利回りは1.89%(配当実施企業のみ)なので、ニチリンの配当利回りは「かなり高め」と言える。
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また、ニチリンは保有株式数と継続保有期間に応じて「QUOカード」がもらえる株主優待を実施している。
| ■ニチリンの株主優待制度の詳細 | |||
| 基準日 | 保有株式数 | 継続保有期間 | 株主優待内容 |
| 12月末 | 100株以上 | 3年未満 | QUOカード1000円分 |
| 3年以上 | QUOカード3000円分 | ||
| 1000株以上 | 3年未満 | QUOカード2000円分 | |
| 3年以上 | QUOカード4000円分 | ||
| 5000株以上 | 3年未満 | QUOカード3000円分 | |
| 3年以上 | QUOカード5000円分 | ||
ニチリンの2021年8月6日時点の株価(終値)は1643円、配当利回りは4.62%なので、「配当+株主優待利回り」を計算すると以下のようになる。
【※ニチリンの配当+株主優待利回り(100株・3年未満保有時)】
投資金額:100株×1643円=16万4300円
優待品(QUOカード):1000円分
株主優待利回り:1000円÷16万4300円×100=0.61%
配当+株主優待利回り:4.62%+0.61%=5.23%
【※ニチリンの配当+株主優待利回り(100株・3年以上保有時)】
投資金額:100株×1643円=16万4300円
優待品(QUOカード):3000円分
株主優待利回り:3000円÷16万4300円×100=1.82%
配当+株主優待利回り:4.62%+1.82%=6.45%
ニチリンの「配当+株主優待利回り」は100株・3年未満保有時で5.23%と高水準。優待内容は個人投資家に人気の「QUOカード」である上に、3年以上保有すれば株主優待利回りが向上するため、今回の増配を機に長期保有を検討する価値は十分にありそうだ。
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ニチリンは、自動車や二輪車のブレーキ、カーエアコンなどの各種ホース等を製造している独立系企業。中国、アジア、北米、欧州に生産拠点を有し、グローバルに事業を展開している。2021年12月期(通期)の連結業績予想は、売上高10.7%増、営業利益27.6%増、経常利益25.7%増、親会社株主に帰属する当期純利益47.0%増と好調(すべて前期比)。
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| ■ニチリン | |||
| 業種 | コード | 市場 | 年間配当額(予想) |
| ゴム製品 | 5184 | 東証2部 | 76円 |
| 株価(終値) | 単元株数 | 最低投資金額 | 配当利回り(予想) |
| 1643円 | 100株 | 16万4300円 | 4.62% |
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