タカラレーベン(8897)、「お米券」の株主優待を廃止! 100株以上の保有で「お米券」がもらえて、配当+優待 利回りが5%超だったが、2021年3月実施分で廃止に

写真拡大

 株式会社タカラレーベンが、株主優待の制度を廃止することを、2021年7月30日の17時に発表した。

 タカラレーベンの株主優待は、毎年3月末時点の株主を対象に実施されており、従来の内容は「100株以上を保有する株主に、保有株数に応じて『お米券』を贈呈」というものだった。

 しかし、このタカラレーベンの株主優待は2021年3月末の株主に実施された分を最後に「廃止」される。

 タカラレーベンが株主優待を廃止する理由は「2021年5月に公表いたしました中期経営計画において、配当性向目標を従来より5ポイント引き上げ30〜35%と致しました。そのような中で、全ての株主様への公平な利益還元の観点から慎重に検討を重ねた結果、株主様への還元は配当金による利益還元を優先することとし、株主優待制度は廃止することといたしました」とのことだ。

廃止されるタカラレーベンの株主優待の詳細と利回りは?

◆廃止されるタカラレーベンの株主優待制度の詳細
基準日 保有株式数 株主優待内容
3月末 100株以上 お米券1kg分(440円分)
500株以上 お米券3kg分(1320円分)
1000株以上 お米券5kg分(2200円分)

 タカラレーベンの2021年7月30日時点の終値は342円なので、株主優待が廃止されなければ、利回りは以下のようになっていた。

(100株保有の場合)
 投資金額:100株×342円=3万4200円
 優待品:おこめ券440円分
 株主優待利回り=440円÷3万4200円×100=1.28%

 タカラレーベンの株主優待は、個人投資家からの注目度が高い「お米券」だったが、2021年3月の実施分を最後に「廃止」されることが発表された。配当利回りだけでも4.09%と高水準だが、株主優待が実施されていれば100株保有時の配当+株主優待利回りは5.37%もあったので、廃止されることを残念に思う投資家も多そうだ。株主優待の廃止は7月30日の17時に発表されたが、SBI証券の夜間取引(PTS取引)では一時、株価が当日の終値342円から38.9円も安い303.1円(−11.37%)を記録している。週明けの株価の動向にも注目だ。
【※関連記事はこちら!】
⇒夜間取引(PTS取引)ができる証券会社を紹介! 株式市場が閉まった夕方や夜でもトレード可能なネット証券の「取引時間」や「売買手数料」を比較!

 タカラレーベンは主にマンションを手掛ける不動産ディベロッパー。2022年3月期の連結業績予想は、売上高1586億円、営業利益79億円、経常利益71億円、当期純利益48億円。

■タカラレーベン
業種コード市場権利確定月
不動産業8897東証1部3月末
株価(終値)必要株数最低投資金額配当利回り
342円100株3万4200円4.09%
【タカラレーベンの最新の株価・株主優待の詳細はこちら!】
※株価などのデータは2021年7月30日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。
※「必要株数」は株主優待の獲得に必要な株数、「最低投資金額」は株主優待の獲得に最低限必要な資金を指します。