第5世代iPad mini 実機先行レビュー このサクサクで手のひらの魔術師に
久々のアップデートに湧きました7.9インチのiPad mini(2019)。私の周囲にも待ち望む声が多かったですが、すっかり諦めていた方も......。いや〜ホントよかったですねー、ティムに感謝。出荷は3月30日からですが、一足先に実機を試すことができたのでファーストインプレッションをお届けします。詳細な仕様などは、すでに上がっている記事をご覧ください。なお、説明に(※)のついた写真はGIFアニメです。動いて見えない場合は、標準ブラウザーに変えてみてください。
▲個人的にも8インチ大好きでしたが、さすがに3年半、一途に愛し続けることはできなかったので懐かしいサイズ感。重量は300グラムちょい。前モデルより数グラム増しましたが、まぁ誤差の範囲か。こんなに軽かったのですねー。
薄い!
▲厚みは6.1ミリとiPhone以下。スレンダー好きにはたまりません。最もかさばらないタブレットと言えるでしょう。
▲京都に社屋を構える某老舗フィルムメーカー製のiPad mini 4用保護フィルムを試してみたところ、問題なくピッタリと貼ることができました。
▲しかし、背面用はカメラやマイクの位置に変更があるためNG。ケースも同様でしょう。
画面保護フィルムは既製品OK、背面カバーは2019年版を選ぶ必要ありということですね。いきなりこんな話からでスミマセン(でも、まず気になるでしょう?)。
▲Apple純正のSmart Coverはシリコン製のみで、チャコールグレイ、ホワイト、ピンクサンド、パパイヤの4色(各4500円/税別)。純正ケースは用意されていません。Airと違い、純正キーボードもありません。
▲細かい話ですが、カメラ脇にあったマイク穴が中央上部に移動しました(写真はセルラー版ですが、Wi-Fi版も同様)。iPad Pro 2018年モデルと異なり、イヤホン端子は生存しております。
▲写真のスペースグレイは前世代とほとんど雰囲気が変わりませんが、ゴールドの色味は今ふう......すなわち無印の6世代と同様になりました。
▲カメラはフラットに収まっています。性能はほぼ据え置きですが、A12 Bionicの効果でARカメラとして大いに活躍してくれるでしょう。
▲AR Blastというゲーム。AR自体がタブレット向きですが、大きいと動きにくいので、この辺りのサイズが最適に感じます。片手でできるし、腕が疲れない(※)。
▲動画撮影はフルHDに対応。Live Photosもいけるようになりました。
▲Lightning端子(この薄さでタイプCは無理でしょうね)なので、iPhoneと同じケーブルで充電できます。
▲2019年モデルは、ながら族も満足するほど実にサクサク動きます(※)。
▲飛行機の中など、やはり10インチ以上クラスだと置き場に困りますが、どこにでもチョコンと収まってくれてホントかわいいヤツです。
▲地図は当然ながらスマホより広範囲を表示できます。セルラー版はGPS搭載ですし、車載ナビにも活用できそう。
▲気は優しくて力無しの私でもラクラク片手で持てます。とはいえ、歩きタブレットは推奨いたしません。
▲iPad Pro 2018年モデルと比べても遜色ない美しさ。ベゼルは、そりゃありますて。
▲9.7インチの初代iPad Proから採用されたTrue Toneに対応。周辺環境に合わせ画面の色味と明度を自動で変えてくれます。無印iPadにはない反射防止加工も施され、屋外でもたいへん見やすくなりました(※)。
▲より文庫本に近いサイズなので電子書籍の閲覧に最適。目に優しく、本体も軽いので長時間読書しても疲れませんよ。
▲挿すだけでペアリング完了&充電開始。電池残量がわかるようにバッテリーウィジェットを追加しておきましょう。
▲写真加工アプリPixelmator Photo(4月上旬リリース予定)で、おった人もおらんかったことに......怖い。新しいバージョンのNeural Engineにより、高度な処理がアッという間に、簡単にできてしまうのです(※)。
▲こちらはFlowというお絵かきアプリ(近日リリース予定)。多彩なツールをサクサク切り替えながら作画できます。はぁ、絵心があれば(※)。
▲SIMカードを抜き差しする必要なく、現地キャリアと一時的に契約できます。
▲試しにニューヨークでGigSkyを契約してみました。
▲アッという間にLTE接続完了。海外旅行に便利すぎザマスね。詳しいやり方や注意点は、おなじみeSIMおじさんが散々記事にしていますので、そちらをご覧ください。
▲このように横画面で動画を再生した際は、右側から音が出ます。まぁAirPods使えばいいですね、新しいの出ましたし。
▲Proに匹敵する機能とパフォーマンスを、よりコンパクトに実装した第5世代iPad mini。11インチのProユーザーですが、同時持ちして、よりカジュアルに使っていきたいなと考えています(by @ACCN)。
軽い!新iPad miniの実機、一足先に開封の義を執り行います。見た目の新しさはございませんが、使用感は前モデルとはまったく別モノ。レビュー記事はGifを多用してますので、標準ブラウザでご覧くださいね https://t.co/TnjNXzGxFdpic.twitter.com/H1FUhtXEI5
- ACCN @EngadgetJP (@ACCN) 2019年3月21日
▲個人的にも8インチ大好きでしたが、さすがに3年半、一途に愛し続けることはできなかったので懐かしいサイズ感。重量は300グラムちょい。前モデルより数グラム増しましたが、まぁ誤差の範囲か。こんなに軽かったのですねー。
薄い!
▲厚みは6.1ミリとiPhone以下。スレンダー好きにはたまりません。最もかさばらないタブレットと言えるでしょう。
デザインはまったく変わらない?
前モデルのiPad mini 4と、見た目の違いはほとんどないように思えます。▲京都に社屋を構える某老舗フィルムメーカー製のiPad mini 4用保護フィルムを試してみたところ、問題なくピッタリと貼ることができました。
▲しかし、背面用はカメラやマイクの位置に変更があるためNG。ケースも同様でしょう。
画面保護フィルムは既製品OK、背面カバーは2019年版を選ぶ必要ありということですね。いきなりこんな話からでスミマセン(でも、まず気になるでしょう?)。
▲Apple純正のSmart Coverはシリコン製のみで、チャコールグレイ、ホワイト、ピンクサンド、パパイヤの4色(各4500円/税別)。純正ケースは用意されていません。Airと違い、純正キーボードもありません。
▲細かい話ですが、カメラ脇にあったマイク穴が中央上部に移動しました(写真はセルラー版ですが、Wi-Fi版も同様)。iPad Pro 2018年モデルと異なり、イヤホン端子は生存しております。
▲写真のスペースグレイは前世代とほとんど雰囲気が変わりませんが、ゴールドの色味は今ふう......すなわち無印の6世代と同様になりました。
▲カメラはフラットに収まっています。性能はほぼ据え置きですが、A12 Bionicの効果でARカメラとして大いに活躍してくれるでしょう。
▲AR Blastというゲーム。AR自体がタブレット向きですが、大きいと動きにくいので、この辺りのサイズが最適に感じます。片手でできるし、腕が疲れない(※)。
▲動画撮影はフルHDに対応。Live Photosもいけるようになりました。
▲Lightning端子(この薄さでタイプCは無理でしょうね)なので、iPhoneと同じケーブルで充電できます。
このサイズがサクサク動く幸せ
iOSのアップデートが提供され続けているとはいえ、3年半前のモデルでは、とくにマルチタスク系や高度なゲームを動かした際、パフォーマンスの限界を感じることが多々ありました。▲2019年モデルは、ながら族も満足するほど実にサクサク動きます(※)。
▲飛行機の中など、やはり10インチ以上クラスだと置き場に困りますが、どこにでもチョコンと収まってくれてホントかわいいヤツです。
▲地図は当然ながらスマホより広範囲を表示できます。セルラー版はGPS搭載ですし、車載ナビにも活用できそう。
▲気は優しくて力無しの私でもラクラク片手で持てます。とはいえ、歩きタブレットは推奨いたしません。
画面もより見やすく
▲iPad Pro 2018年モデルと比べても遜色ない美しさ。ベゼルは、そりゃありますて。
旧mini 4(奥)と画面を比較。発色がかなりよくなっていますね┃第5世代iPad mini 実機先行レビュー このサクサクで手のひらの魔術師に - Engadget 日本版 https://t.co/TnjNXzGxFdpic.twitter.com/BIK7CjBGJK
- ACCN @EngadgetJP (@ACCN) 2019年3月22日
▲9.7インチの初代iPad Proから採用されたTrue Toneに対応。周辺環境に合わせ画面の色味と明度を自動で変えてくれます。無印iPadにはない反射防止加工も施され、屋外でもたいへん見やすくなりました(※)。
▲より文庫本に近いサイズなので電子書籍の閲覧に最適。目に優しく、本体も軽いので長時間読書しても疲れませんよ。
ペンが使える幸せ
▲熊手じゃありません。この充電方式に戻りましたが、グリップを巻けるということでプロの漫画家さんなどには、初代Apple Pencilのほうが重宝されている......という話を鈴木みそ先生からお聞ききました。なお、少し安価なCrayonにも対応しています。関連: CrayonがApple Pencil対応全機種で利用可能に
▲挿すだけでペアリング完了&充電開始。電池残量がわかるようにバッテリーウィジェットを追加しておきましょう。
最強の手のひらツールに
▲写真加工アプリPixelmator Photo(4月上旬リリース予定)で、おった人もおらんかったことに......怖い。新しいバージョンのNeural Engineにより、高度な処理がアッという間に、簡単にできてしまうのです(※)。
▲こちらはFlowというお絵かきアプリ(近日リリース予定)。多彩なツールをサクサク切り替えながら作画できます。はぁ、絵心があれば(※)。
セルラー版はeSIM搭載
iPhoneではXS / XR、iPadでは、2018版Proから採用されたeSIMが、新しいiPad miniとAirにも採用されました。▲SIMカードを抜き差しする必要なく、現地キャリアと一時的に契約できます。
▲試しにニューヨークでGigSkyを契約してみました。
▲アッという間にLTE接続完了。海外旅行に便利すぎザマスね。詳しいやり方や注意点は、おなじみeSIMおじさんが散々記事にしていますので、そちらをご覧ください。
関連: 新iPad mini / Airは eSIM対応
このサイズ好きなら一択
パフォーマンスが向上し、ペンやeSIMに対応した新iPad mini。待っていたという人は、もうポチって読んでいるんですよね? 次のモデルが何年先かもわかりませんし、悩む必要はなさそうです。ストレージは最大128GBだったのが256GBまでアップ(64GBと2種類......相変わらず間を出さないAppleらしさ)。512GBや1TBモデルはないですが、まぁ十分かと。唯一、個人的に残念だったのがスピーカーのアップグレードがなかった点。音量は十分あるのですが、Proのように画面を挟んでのステレオにはなりません。▲このように横画面で動画を再生した際は、右側から音が出ます。まぁAirPods使えばいいですね、新しいの出ましたし。
関連: 新AirPods ついに発売
▲Proに匹敵する機能とパフォーマンスを、よりコンパクトに実装した第5世代iPad mini。11インチのProユーザーですが、同時持ちして、よりカジュアルに使っていきたいなと考えています(by @ACCN)。
関連: 新iPadまとめ 全5機種Apple Pencil対応に