アップル、左右を自動的に入れ替えるヘッドフォンの特許を出願。ビームフォーミング技術も投入?
ヘッドフォンの形は左右対称に近いため、左と右を間違えて装着しがちなのは万国共通のようです。そんなデバイス本来の実力を発揮できない"あるある"に対して、アップルが解決方法を検討していることが明らかとなりました。
USPTO(米国特許商標庁)が公開した資料によると、アップルは2017年に「ヘッドフォンが自動的に右耳を検出するためのシステムと方法」という特許を出願していたとのこと。要はヘッドフォンが左右の向きを自動的に検出し、左右のチャンネルを入れ替えるという発想です。本特許では、ヘッドフォン左右のイヤーカップに、それぞれ5つのマイクが内側と外側に埋め込まれています。そしてユーザーがしゃべると、口に最も近いマイクを特定して左右を判別し、左耳に装着されたイヤーカップには左チャンネルを、右耳には右チャンネル出力を送信するというしくみ。
特許はそれだけではなく、通話の際に10個のマイクでユーザーの声を聞き取り、周囲のノイズを取り除くことも出来るとしています。これにはHomePodにも採用されたビームフォーミング、つまりターゲットの位置を特定して、その方向にのみ電波の指向性を高める技術が用いられるとのこと。
アップルがBeatsではない独自のオーバーイヤー式ヘッドフォンを発売するとの噂は、今年2月にも報じられていました。新AirPodsの発売が間近との可能性も浮上していますが、それとは別に「Hey Siri」やノイズキャンセル対応、左右の自動入れ替え機能もありHomePodの技術も投入された、少し盛りすぎの隠し玉も用意されているのかもしれません。
