ソフトバンクやオリックスが狙う再生可能エネルギーの新市場とは
バイオマス発電は4月に福島県相馬市の発電所(石炭との混焼)が稼働し、合計12万キロワットとなった。さらに北九州市で11万キロワット(混焼)を計画する。風力発電は8790キロワット、地熱発電は1900キロワットが稼働中で、他に北海道函館市で掘削調査中だ。
ソフトバンクグループは開発中のメガソーラーが21万キロワットに増加。すべて完成すると60万キロワットとなる。風力は4万キロワットが運転を始めた。
経済産業省によると2012年7月の固定価格買い取り制度(FIT)の開始後、17年9月末までに太陽光は3677万キロワットが導入され、再エネ全体の9割以上を占める。だが足元では売電価格が下がっており、採算面から新計画を立てづらい。
100万キロワット完成にめどが付いたオリックスの錦織雄一取締役は「蓄電池を組み合わせた自家消費など次の展開への準備をしている段階」という。ソフトバンクグループも小さな電源を束ねて火力発電所のように制御する仮想発電所の実証事業に参加するなど、新市場に照準を合わせる。
