職人技の「きさげ」自動化、しかも摩擦を最大10分の1に
兼房は汎用マシニンググセンター(MC)と専用工具で同加工をする体制を、愛知県大口町の本社工場に整えた。2018年夏以降に旋盤も導入し対象を広げる。秘密保持を望む顧客には本社工場の専用スペースを貸し出す。
ディンプルは、工具1回転で1刃当たり1個、毎秒50―150個加工できる。工具に複数の刃をつけ1回転で多数の成形も可能で、形は円、楕円(だえん)、三角など任意にできる。
タイリングはいわば職人技の「きさげ」の自動化。ディンプルが切り粉を補修し潤滑油をためることで摩擦を減らす。汎用MC・旋盤が使えるため段取り替えなしでワークの鏡面加工後に連続ででき、エッチングやレーザー加工、ショットブラストなど他の摩擦低減手法より作業効率が高い。
