千葉真一

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俳優・千葉真一(76)が16日、都内で行われた、舞台『バイオハザード ザ・ステージ』の制作発表会見に出席した。

日本を代表する映画スター。海外では「Sonny Chiba(サニー ちば)の名前で知られている」と紹介されていたが、本人は、今回の出演オファーを受けて「不安。自信がない」と複雑な胸中をのぞかせていた。

千葉は「舞台はNGを出せない。だから、稽古に時間がかかる」とも話した。

「映画でのキャリアは55年にもなりますが、本当に自信がない。楽しむ余裕は無く、恐怖でございます」との気持ちまで表し、会場の笑いを誘った。

その他にも「僕は、ゲームがあまり好きじゃない。映画を見ても『そっか、こんなもんなんだな』と思う程度だった」とコメント。出演依頼に際し、興味を示さなかった経緯も明らかにした。

だが、気持ちの変化が起こって「この作品は、やってみるべきだな」と判断。仕事を受けたそうだ。

「最初は、若者の感性が分からず、この作品がナゼ人気があるのか…。どうして、アメリカで大ヒットしたのか…を問いかけてみました」

そこから「この作品は刺激になる。次の作品への肥やしになるはず」と直感が働き、気持ちが動いたそうだ。

脚本と演出を行うのは、ヨリコ ジュン氏。「僕は出来るだけ時間を割いて、役者さんとディスカッションをするタイプ」と自己紹介。この日も、千葉との対面で、1時間近く話し込んだそうだ。舞台版への作り込みには「とにかく、メッセージ性のある作品にしたい」と伝えていた。

会見場には、その他のキャスト陣…矢崎広、栗山航、中村誠治郎、倉持明日香、Raychell、紗綾、大倉士門。企画・原作監修を行った小林裕幸氏らが顔を揃えていた。

公演は、10月22日(木)から11月1日(日)までの全15ステージ。東京・六本木の「EX THEATER ROPPONGI」を会場にて実施される。

▼ (左から)中村誠治郎、倉持明日香、矢崎広、千葉真一、栗山航



千葉真一

「BIOHAZARD THE STAGE」制作発表会見より


▼ 矢崎広



▼ 栗山航



▼ 中村誠治郎





▼ Raychell



紗綾



▼ 大倉士門



■関連リンク
舞台『バイオハザード ザ・ステージ』 - 公式WEBサイト