茂木健一郎「カナダという国は非常に参考になる」独自のヒューマニズムと多様性の根底にあるもの
脳科学者の茂木健一郎氏が自身のYouTubeチャンネルで「カナダの「やさしさ」の根底にあるもの。」を公開した。動画では、15歳で初めて訪れて以来、茂木氏が感じ続けてきたカナダの「やさしさ」と、その根底にある歴史的・文化的背景について独自の視点から語っている。
茂木氏はまず、カナダのジャスティン・トルドー首相が子供を手のひらに乗せているようなお茶目な写真を公開したエピソードを紹介し、カナダ人の人間味や遊び心を指摘。また、カナダが掲げる文化的多様性について触れ、アメリカの「ウォーク(政治的な正しさ)」のようにイデオロギーとして頑張って推進するものではなく、「もっと自然体で力が抜けている」とその違いを分析した。
カナダのやさしさを象徴する具体例として、いたずらを仕掛けて最後は笑い合う非言語ドッキリ番組『Just For Laughs』や、動物を使わないサーカス『シルク・ドゥ・ソレイユ』を紹介。さらに、コメディドラマ『シッツ・クリーク』で同性愛のカップルが自然に結婚する描写を挙げ、「イデオロギーとして進めようという価値観ではなく、ごく自然体にそういうことをやっていた」と、カナダ特有のヒューマニズムを強調した。
こうした文化が育まれた理由について、茂木氏はカナダの建国の構造に言及。英語とフランス語を公用語とする二か国語国家であるため、言語に依存しないエンターテインメントが発達したと説明した。加えて、先住民であるファーストネーションズとの歴史的な向き合い方や自然への畏敬の念が、人間の調和を重んじる精神につながっていると論述した。
最後に茂木氏は、かつてバンクーバー万博で鑑賞した短編映画『Rainbow War』のストーリーを述懐。色が混ざり合って虹色になり平和が訪れるという物語に感銘を受けたとし、AIなどのテクノロジーがもたらす豊かな時代に向けて「カナダという国は非常に参考になる」と述べ、カナダの在り方が未来の人類の生き方のヒントになると動画を締めくくった。
茂木氏はまず、カナダのジャスティン・トルドー首相が子供を手のひらに乗せているようなお茶目な写真を公開したエピソードを紹介し、カナダ人の人間味や遊び心を指摘。また、カナダが掲げる文化的多様性について触れ、アメリカの「ウォーク(政治的な正しさ)」のようにイデオロギーとして頑張って推進するものではなく、「もっと自然体で力が抜けている」とその違いを分析した。
カナダのやさしさを象徴する具体例として、いたずらを仕掛けて最後は笑い合う非言語ドッキリ番組『Just For Laughs』や、動物を使わないサーカス『シルク・ドゥ・ソレイユ』を紹介。さらに、コメディドラマ『シッツ・クリーク』で同性愛のカップルが自然に結婚する描写を挙げ、「イデオロギーとして進めようという価値観ではなく、ごく自然体にそういうことをやっていた」と、カナダ特有のヒューマニズムを強調した。
こうした文化が育まれた理由について、茂木氏はカナダの建国の構造に言及。英語とフランス語を公用語とする二か国語国家であるため、言語に依存しないエンターテインメントが発達したと説明した。加えて、先住民であるファーストネーションズとの歴史的な向き合い方や自然への畏敬の念が、人間の調和を重んじる精神につながっていると論述した。
最後に茂木氏は、かつてバンクーバー万博で鑑賞した短編映画『Rainbow War』のストーリーを述懐。色が混ざり合って虹色になり平和が訪れるという物語に感銘を受けたとし、AIなどのテクノロジーがもたらす豊かな時代に向けて「カナダという国は非常に参考になる」と述べ、カナダの在り方が未来の人類の生き方のヒントになると動画を締めくくった。
YouTubeの動画内容
関連記事
茂木健一郎「人間は動物なんだから」難しく考えがちな“幸せの定義”を一刀両断
【旅ラン】茂木健一郎がチリの丘で遭遇した「ハチドリ」とアンデス山脈の絶景
人間の知性とAIの違いは「身体性」にあった。茂木健一郎が「頭のいい人は字が汚い」から紐解く知性の正体
チャンネル情報
一人ひとりの「個性」が活かせて、「自由」で、「創造的」な生き方ができるように、応援するような発信をしていきたいと思います。複雑な現代を生きるための、科学、社会、本、音楽、映画、文化、芸術、人間、コメディを扱う総合的な脳の教養のチャンネルです。人間の脳のこと、人工知能のこと、創造性のこと、個性のことなどを考えます。