コンテナ運賃は貿易動向の先行指標として動く。写真は国有海運大手、中国遠洋海運集団の大型コンテナ船(同社ウェブサイトより)2023年初めから低迷が続いていた中国の欧米向け輸出。そのうちアメリカ向けに回復の兆しが見えてきた。上海航運交易所が発表する上海輸出コンテナ運賃指数(SCFI)は10月13日、2020年5月以来の低水準となる891.55ポイントをつけた。ところが、同日付の上海発北米行きの運賃は40フィートコンテナ1本当た