東レ <3402> は、中国で光学用ポリエステル(PET)フィルムの生産能力増強を決定した。東レが50%出資する「儀化東レポリエステルフィルム有限公司」(以下、YTP)に約55億円を投じて年産15,000トンの光学用厚物フィルム製膜設備を増設する。稼働開始予定は9月。

 東レはYTPで7月から、フラットパネルディスプレイ(FPD)の拡散板、プリズムシート、およびマイクロレンズに使用される光学用厚物フィルムを年間6,600トンの生産を開始する。中国では今後、FPD関連部材メーカーの現地生産進出や国産化の進展により、光学用厚物フィルムの国内需要は年30%以上の高成長が見込まれている。

 東レは今回の増設により、中国における光学用フィルムの生産能力を年21,600トンまで引き上げ、急増する需要に対して安定供給を目指す。(編集担当:小林南々穂)



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