【イタすぎるセレブ達】ああ悲惨。「スラムドッグ$…」の名子役がホームレスに。
『スラムドッグ$ミリオネア』のあの子役たちは、ハリウッド、アカデミー賞といった地球の反対側の輝かしい成功の世界を見て、果たして幸せであったのか、それとも知らない方が良かったのであろうか。
アズルディン君はその時の様子について、「警察が竹で出来た棒を手に持って、寝ていた僕らを起こし、家から出るようにと言ったんだ。その棒で叩かれたらと思うととても怖かった」とAP通信に語っている。
母親シャミムさんは、取り壊しや今後の収容場所についてなど何も聞かされていないと怒ったが、市の関係者らは、イスマイル家の建物はもともと市の許可を得ていない違法住居であるとしている。
今年2月、「第81回・アカデミー賞」のオスカー像を手にニッコリ笑っていたアズルディン君は、その興奮を胸にふくらませインド・ムンバイに凱旋した。空港までは確かにヒーローであったが、地元であるスラム街に戻り時差と疲れが出た翌日、父親の命令に従わなかった途端に左こめかみを殴られるという厳しい現実が待っていた。
少し前は、やはりムンバイから子役として同映画に出演したルビーナ・アリちゃん(9)について、数千万円というとんでもない高額で養子縁組させると謳った不法な組織と取引しようとしたとして、父親が逮捕されていた。父親はその後、「それは誤解。映画のオファーであればそれくらい欲しいというビジネスの話だ」とし、ルビーナちゃんを大事に抱きしめる写真が報じられた。
だが、こうした父母らが共通してメディアの取材にぶつけるのは、“『スラムドッグ…』の製作者らからは、この映画に出れば貧困から抜け出せる、ムンバイを変えるための経済援助を惜しまないと聞いていた。だが何も実行されていない。彼らは自分たちばかり大きな金をもらおうとする嘘つきだ” という怒りである。
もちろん製作者側は、ムンバイ市民のために開発事業などへの経済援助を行っていると主張している。極貧の人々にいきなりお金をあげても使い方を誤ったり、失くした、盗られた、騙されたと2次的な禍が発生することがあるため、どうしても安全な行政関係機関に援助資金や物資を預けるしかないのだ。そしてそれが末端の人々の暮らしに反映されるにはなかなか至らない、これが第三国の悲しい現状なのである。
(編集部 Joy横手)
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