《夫が小児性愛者だったみたい》夫に射殺された金髪女性インフルエンサーが2200万回再生の動画で衝撃告発、夫は接近禁止命令に反して妻の自宅を訪問か【アメリカ】
白い部屋の椅子が映し出される。やがて1人の女性が現れ、腰を下ろすと、落ち着かない様子で周囲に視線を向けた。その映像に重ねられていたのは、「もうすぐ元夫になる人について。今知ったんだけど、あの人、小児性愛者だったみたい」という一文だった。
【写真を見る】「彼女は亡くなったの?」死後拡散され続ける、2200万回再生の告発映像
7月11日、アメリカ・オクラホマ州で活動していたインフルエンサーのサラ・ダフィー(TikTokでは"サラ・ギルソン"の名で活動)さん(43)がTikTokに投稿した約30秒の動画だ。説明欄には「冗談だったらよかったのに」と添えられていた。
約1か月前、夫が少女へのわいせつ行為を長期間にわたって繰り返しているとの疑惑があると警察から知らされた中で公開したものだった。
その投稿から12日後、サラさんは夫に射殺された。
7月23日午後11時15分ごろ、オクラホマ州にあるサラさんの自宅から911番通報が入った。電話の向こうでは、女性の叫び声に続き、銃声のような音が響いたという。通信指令員が折り返し電話をかけたものの、応答はなかった。
その直後、サラさんの息子が隣家へ逃げ込み、その家からも911番通報し「義父が母親を撃った」と助けを求めた。
駆け付けた警察官は、自宅内で銃撃を受けたサラさんと、別居中だった夫ジェレマイア・ダフィー氏(48)を発見。2人はその場で死亡が確認された。複数の地元メディアによると、ともに頭部に銃創があったという。現場の状況から、ダフィー氏がサラさんを射殺した後、自ら命を絶った可能性が高いと警察はみている。
サラさんは美容師として働く一方、3万人以上のフォロワーを持つTikTokクリエイターとしても活動。ファッションや美容、家族との日常を発信するほか、衣服やアクセサリーの販売も手がけ、2人の子どもを育てる母親だった。
15歳少女への「疑惑」発覚から1か月
事件の発端は約1か月前にさかのぼる。海外ジャーナリストが語る。
「事件の約1か月前にあたる6月9日、ダフィー氏をめぐる疑惑が表面化しました。彼が指導していたバスケットボールチームで、15歳の女子選手への不適切な身体接触があったとして、保護者と少女が警察に通報。地元メディアによれば、少女に不適切なメッセージを送り、口止め料として金銭を渡していた疑いも浮上しています。同様の行為は長期間繰り返され、複数の州で及んでいる疑いがあるとされています」
未成年者へのわいせつ行為の疑いで捜査対象となったダフィー氏は行方をくらましていたことから、サラさんや家族に危害を加える恐れがあると警察は判断。警察はサラさんにも事情を説明し、緊急保護命令の申し立てを勧めた。翌日、裁判所はダフィー氏に対し、サラさんへの接近を禁じる命令を出していた。
しかし事件当夜、ダフィー氏は接近禁止命令に反してサラさんの自宅に現れたとみられる。
2200万回以上再生の動画を残し…「彼女は亡くなったの?」
サラさんが7月11日に投稿した動画は、事件後も拡散を続けている。
動画では、「Netflixが、私のもうすぐ元夫になる人についてのドキュメンタリーを配信する時に備えている」と、TikTokで流行していたフォーマットに乗って投稿された。事件後、動画は2200万回以上再生されるまでに拡散。
コメント欄には「彼女は亡くなったの?」「本当に胸が張り裂けそう」といった声が相次いだ。本人が決して望まなかった形で、多くの人の記憶に残る動画となってしまった。
なお、ダフィー氏は15歳少女をめぐる疑惑について起訴されないまま死亡しており、裁判所による事実認定は行われていない。ダフィー氏がこの動画を見ていたかどうかについても、明らかになっていない。
