中国副首相、アメリカの対中貿易制限に「厳正な懸念」表明 米財務長官らとのオンライン会談で
中国の何立峰副首相がアメリカのベッセント財務長官らとオンラインで会談し、対中貿易制限などに「厳正な懸念」を表明しました。
中国国営の新華社通信によりますと、オンライン会談は中国時間7月30日夜に開かれ、経済政策を担当する何立峰副首相とアメリカのベッセント財務長官、グリア通商代表が出席しました。
中国側は、経済や貿易分野のアメリカの対中制限措置に「厳正な懸念」を表明したということです。アメリカのトランプ政権が安全保障上の脅威になるとして、外国製人型ロボットの輸入や販売を禁止したことなどが念頭にあるとみられます。
一方、会談では米中の協力を拡大し、経済・貿易関係を安定的に発展させることで合意したとしています。
7月22日にはアメリカのルビオ国務長官と中国の王毅外相が会談していて、9月に予定されている米中首脳会談に向けた調整が本格化しています。
何立峰副首相とのオンライン会談について、ベッセント財務長官は「中国に対し、レアアースやアメリカ産農産物の購入に関する約束を完全に履行するよう求めた」とSNSで明らかにしました。
また、「バランスの取れた公正で建設的な経済関係を実現するための枠組みである『貿易・投資委員会』についても議論した」としています。
