スパイクを放つ高橋藍(左)高橋藍(C)FIVB

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◆バレーボール▽男子ネーションズリーグ(NL)決勝大会 〇日本3(23ー25、25ー23、25−16、25−23)1中国●(29日、中国・寧波)

 8チームで争う決勝大会初戦の準々決勝で、1次リーグ(L)で男子初の全12勝で首位突破した世界ランク4位の日本は、開催国で35位の中国に敵地で3―1で逆転勝ち。驚異の開幕13連勝で4強入りし、24年大会銀以来、2大会ぶりのメダル獲得に王手をかけた。8月1日の準決勝ではメダルをかけて、米国とイタリアの勝者と対戦する。

 チーム最多21得点を挙げた高橋藍は試合後、28日に起きた令和8年熊本地震への思いを口にした。「熊本で地震で被害に遭った皆様に心よりお見舞いを申し上げます。皆様に少しでも力になれるように頑張ってプレーします。皆様にいい結果を届けられるように頑張ります」。

 中国の大声援が響く完全アウェーの中、第1セット(S)を落としたが、第2Sの劣勢でアウトサイドヒッターは主将の石川祐希(ジラート)から富田将馬(大阪B)に入れ替え、サーブレシーブを安定させた。日本は攻撃に流れをつくり、藍を攻守の軸に立て直す。第2Sを逆転で奪うと、2―1の第4Sで最後は富田のサービスエース。3Sを連取して開幕13連勝を飾った。

 チーム4位の10得点とゲームチェンジャーとして躍動した富田は「自分が入って流れを変えられたので、すごくうれしく思います。今日は100点満点あげてもいいぐらい調子が良かった。途中から入ったからにはアグレッシブにやるしかないので、それがしっかり出せて良かった」と胸を張った。

 中2日で迎える準決勝ではメダルをかけて、強豪と対戦する。ミドルブロッカーで先発出場し、存在感を示したエバデダン・ラリー(大阪B)は「要所のブロックは効果的だったと思うけど、攻撃面で少し足を引っ張ったなと思うので、次の試合で改善したい」と連勝記録に満足せず、次戦を見据えた。