夏は体力をごっそり奪われる季節。だからこそ、家事をがんばりすぎると暑さでヘトヘトに…。フルタイムで働きながら小4・年中の2児を育てるよしいさん(40代)は、思いきって「がんばらない家事」にシフトしたそう。整理収納アドバイザー1級の視点から「夏こそ見直してよかった家事」をご紹介します。

1:汗だくで「重いものを買いに行く」のをやめた

わが家にはクルマも自転車もありません。以前は週末にスーパーへ寄り、お米や飲み物などの重いものを両手に抱えて帰るのが当たり前でした。買い物へ行けば、お菓子やジュースなどの予定外のものがカートに増えたり、子どもが売り場を歩きまわるのを追いかけたり…。レジ待ちの時間も含め、買い物だけでグッタリしていました。

【写真】ネットスーパーに頼ってよかったもの

そこでやめたのが「重いものをスーパーで買うこと」。子どもが生まれた2016年からネットスーパーを使い続けています。さらに定期便では炭酸水やツナ缶、ボディソープ、洗剤のつめ替え、歯ブラシ、使い捨て手袋などを注文。お米やトイレットペーパーは生協の宅配を利用しています。

重い荷物を玄関まで届けてもらえるだけでなく、レジに並ぶ必要もなし。お気に入りに入れておけば同じものを買えるので、「なにを買おう」と考える時間も減って、買い忘れや在庫ぎれも少なくなりました。

2:自分で床掃除をするのをやめた

夏は素足で過ごす時間が増えるので、床のベタベタ汚れが気になります。年中の息子は保育園から帰ると裸足で家じゅうを歩きまわりますし、食べこぼしも毎日のこと。「さっき掃除したばかりなのに…」とモヤモヤすることも。

そこで1年前からロボット掃除機を使い始めました。週2回、吸引掃除と水ぶきをまとめて任せています。ゴミを自動回収してモップまで洗ってくれるので、自分で掃除機をかけて水ぶきをすることがほとんどなくなりました。

もちろん、食べこぼしは自分でもサッと掃除しますが、床全体をキレイに保つのはロボット掃除機の役目。以前は素足で歩くと小さなゴミが足裏にくっつくのが気になっていましたが、今では夏でも床がサラサラ。本当に快適です。

3:夕飯を「ちゃんとつくる」のをやめた

夏休みはごはんを用意する回数が増えて大変。夕飯をなににするか考えるだけでも疲れてしまいます。とくに揚げ物をつくろうとすると、キッチンは暑くなるし、油は飛び散るし、あと片付けの量も増えるもの。

そこで、家で揚げ物をつくるのはやめました。から揚げなどはスーパーの総菜や、冷蔵のおかず宅配を頼っています。調理時間が浮いたぶんは、子どもとかるたやパズルをしたり、一緒にアイスを食べたりと、なにげないひとときを楽しめています。

というのも、以前は「夕飯は手づくりするもの」と思っていました。母が毎日料理をつくってくれていたので「私も」と、無意識に考えていたのかもしれません。

ただ、今のわが家では、料理をがんばりすぎるよりも家族で食卓を囲む時間を増やすのが大切。そう考えるようになって「今日はお総菜にしよう」「毎日私がつくらなくてもいい」と肩の力が抜けました。

夏だからこそ、やめる家事を決めてみる

夏は立っているだけでも体力を消耗する季節です。だからこそ、「やらない」と決めることも立派な家事の工夫だと思っています。実際、夏だけのつもりで始めましたが、ラクすぎて今では1年じゅう続けています。

家事は全部がんばらなくて大丈夫。自分にとって「やめても困らない家事」をひとつ見つけるだけで、家事に追われる毎日を手放せて、暮らしにも心にも余裕が生まれました。