李大統領が「レアアース」外交…モンゴル序列1・2・3位と会談
モンゴルを国賓訪問中の李在明(イ・ジェミョン)大統領が10日(現地時間)、サンダグ・ビャンバツォグト国会議長、ニャムオソル・オチラル首相と相次いで会談し、「韓国・モンゴル関係の黄金時代」を切り開いていくことで一致した。前日に首脳会談を行ったフレルスフ大統領とは国賓晩餐会で親交を深めた。モンゴルの権力序列1位、2位、3位と一日のうちに会ったということだ。李大統領はトルコでNATO首脳会議の日程(7〜9日)を終えた後、国賓として韓国大統領では15年ぶりにモンゴルを訪問した。
李大統領は同日午後、ウランバートルのホテルでビャンバツォグト議長と会談し、「両国関係の持続的な発展のためには両国国会が立法措置などを通じて活発な交流を後押しすることが重要であり、議会の役割が極めて大きい」と述べた。これに対しビャンバツォグト議長は「両国間の交流活性化に向けた査証(ビザ)発給簡素化や、モンゴル第2がんセンター設立といった保健協力などを通じて、両国関係がより一層強まることを期待する」と答えた。
李大統領はオチラル首相との会談では「フレルスフ大統領が言及した『韓国・モンゴル黄金時代』を実質的に共に築いていければよい」とし「特に経済交流や革新、鉱物協力や防衛産業分野の協力なども首相が用意することを望む」と伝えた。オチラル首相は「今後、モンゴルの鉱物資源を韓国の技術を活用して加工・生産できる機会を作ることが重要だと考える」と述べた。
産業界では今回の訪問が防衛産業や半導体産業の核心素材であるレアアースをはじめ鉱物資源の共同開発につながるかに注目が集まっている。米国地質調査所(USGS)はモンゴルのレアアース埋蔵量を3100万トンと推定している。これは中国(4400万トン)に次いで世界2番目に多い。青瓦台(チョンワデ、韓国大統領府)関係者は「政府はレアアースを含む核心鉱物の需給・供給体制を多様化・多角化することで特定国への過度な依存によるリスクを減らす方針であり、モンゴルはその中の一つ」と説明した。
李大統領はこの日午前、「モンゴルのシュバイツァー」と呼ばれる独立運動家、李泰俊(イ・テジュン)先制(1883〜1921)の記念公園を訪れて献花し、記念館を観覧した。
一方、李大統領は23日、供給・金融・税制など不動産政策全般に関する公開大討論会を開くことにした。主要な争点を事前公示するという点で、李大統領は10日、X(旧ツイッター)に「不動産に対する適正な保有税、実居住用の1住宅(1世帯1住宅)と非居住用または多住宅(複数住宅所有)に差をつけるべきか、どの程度の差が適正か、超高額の実居住住宅は別途に処理するべきか、追加負担を課す超高額住宅の基準はいくらにするべきか、保有税と取引税の関係、保有税収の使途など」を例として言及した。今月末または来月初めに予定されている税制改正案の発表を控えて設けられた席だ。青瓦台の金容範(キム・ヨンボム)政策室長は「住宅価格や家賃、ローンやマイホーム購入に対する負担と不安は多くの国民が日常で実感している問題」とし「政府もこうした市場状況を重く受け止めていて、国民の住居安定を最優先にして政策を点検している」と述べた。続いて「政府は不動産政策が政府の判断だけで完成するとは考えていない」とし「結論をある程度決めておいて討論会を開くわけではない。23日の大討論会で出た意見も最終的な税制改正案に反映する十分な時間がある」と伝えた。
ハンギルリサーチとクッキーニュースが今月4〜6日、李在明政権の不動産政策に対する評価について世論調査を行った結果、「よくない」という回答は59.3%、「よい」という回答は33.9%だった。
![モンゴルを国賓訪問中の李在明(イ・ジェミョン)大統領が10日(現地時間)、ウランバートルのホテルで開かれた現地同胞懇談会に出席し、子どもから花束を受けている。 [聯合ニュース]](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/6/5/65a8a_204_2947729c_b1054de2.jpg)
