欧州自動車市場に異変、中国ブランドが初めて日本勢を上回る
欧州自動車工業会(ACEA)がこのほど発表した2026年5月の統計によると、欧州連合(EU)27カ国・英国・欧州自由貿易連合(EFTA)を合わせた主要31カ国における中国製乗用車の月間新車登録台数が、初めて日本車メーカーを上回ったとのことです。
狭義のEU27カ国市場においても、EU、英国、EFTAの計31カ国に拡大しても、中国の主力自動車メーカー5社の5月の新車登録台数はいずれも前年同期比60%以上の伸びを示し、いずれの市場でも中国車メーカーの販売台数が日本車メーカーを上回りました。
ACEAのデータによると、比亜迪(BYD)、上海汽車集団(SAIC Motor)、吉利控股(Geely Holding Group)、奇瑞汽車(Chery Automobile)、零跑汽車(Leapmotor)の中国車メーカー5社は、5月に欧州31カ国で計13万8410台を販売し、前年同期の8万4092台から64.59%増加しました。同時期、日本のトヨタ、日産、スズキ、マツダ、ホンダ、三菱の6社の合計販売台数は13万424台で、同3.13%減少しました。中国車メーカーの販売台数は、日本車メーカーを約8000台上回っています。
市場シェアを見ると、5月の欧州31カ国における中国車メーカーのシェアは約12.01%、日本は11.32%となり、中国が0.69ポイント上回りました。
日本車メーカーの販売台数は全体として伸び悩む一方で、マツダ、スズキ、ホンダの3社は小幅ながらプラス成長となり、トップブランドのトヨタはほぼ横ばい、日産、三菱は顕著な減少を示しました。(提供/CGTN Japanese)

