大河ドラマや音楽番組MCなどマルチに活躍する大泉洋

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「パパの目は二重だし、涙袋もあって理想の目。なのに……いったい何が台無しにしてるんだろう」──俳優・大泉洋(53)は、大勢の観客を前に娘に言われた一言を紹介し、会場は大きな笑いと拍手に包まれた。

【写真を見る】仕事終わり、缶ビールでほろ酔いの大泉洋。家族の待つ家に真っすぐ帰宅する姿

 芸能生活30周年を迎えた大泉洋。6月21日には、自身初となる全国アリーナツアー『芸能生活30周年記念!!大泉洋リサイタル2-リベンジ-』のファイナル公演を成功させ、大歓声の中で節目のステージを締めくくった。冒頭のシーンはこの時のことだった。今年は秋放送の主演ドラマに加え、主演映画の公開を控えるなど多忙を極めている。

 しかしそんななかでも、一貫して変わらないのが「娘優先」の姿勢だ。

「大泉さんは仕事に全力を注ぐ一方で、家族との時間も非常に大切にしてきました。仕事が終われば真っすぐ帰宅することも多く、業界内でも"家庭を優先する人"という印象が強いですね」(芸能関係者)

 ちょうど3年前の6月のある夜、NEWSポストセブン取材班は都内の劇場から出てきた大泉を目撃していた。出演していた舞台を終え、わずか10分ほどで車に乗り込み帰途についた。片手には当時CM出演していたプレミアムモルツの缶ビールが握られていた。

 2009年にフジテレビのドラマプロデューサーだった女性と結婚し、2011年に長女が誕生。今年15歳になる娘について、大泉はこれまで「空いた時間はすべて娘に注ぐ」と繰り返し語ってきた。

 娘の夏休みには家族との時間を確保するため、約2か月間はドラマや映画の撮影を入れないよう調整してきたことも明かしており、子育てを最優先する生活は芸能界でもよく知られている。

 スポーツ紙記者が話す。

「俳優業は数か月単位で拘束されることも珍しくありません。それでも大泉さんは娘さんとの時間を最優先に考え、夏休みは長期作品を避けるようスケジュールを組んできました。そこまで子ども中心に仕事を調整する俳優は決して多くありません」

 そんな大泉に転機が訪れたのは、娘が小学5年生だった頃だ。夏休みに海外へ短期留学したいと言い出した娘に、すでに夏季休暇を取得していた大泉は「じゃあパパはどうすればいいんだ」と困惑。留学先についていくと話すと「ついてきたら困る」と拒否されたという。

「大泉さんは"娘ファースト"を隠そうとしません(笑)。留学の話も、かなり寂しかったはずです。実際、中学生になった娘さんがオーストラリアへ短期留学すると、仕事を兼ねて本当に現地を訪れました」(前出・芸能関係者)

「あまりにも娘中心に生きてきたけれど」

 2025年1月に放送された『ANOTHER SKY』(日本テレビ系)では、そのときの心境を率直に語っている。

 ホームステイ先で暮らす娘を心配し、現地からメールを送っていたところ、「もう大丈夫だから心配しないで」と返信が届いたという。その一言に、大泉は「これまで13年間、あまりにも娘中心に生きてきたけれど、子どもは思いのほか早く親から自立していくんだなと思った」と明かし、「家族の体系がもう変わろうとしてるのかな」と今後の自身の生き方を考えるようになったという。

 一方で、「娘の成長で仕事にかけられる時間も増える。いよいよ私が本気を出す時が来たかな」と笑顔も見せていた。

「芸能生活30周年のツアーファイナルでも、結局話題にしたのは娘さんのことでした。親離れが始まったと語りながらも、親子の距離はまったく変わっていない。大泉さんらしいですよね」(前出・スポーツ紙記者)

 ツアーでは家族をテーマにした楽曲「なんてことない日々」も披露した。娘が15歳になる今年の夏、父と娘の時間はどんな形へ変わるのか。