左右どちらのウインカーが正解?(画像はイメージです)

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ウインカーどっちに出せば良い?

 クルマを運転していると、バイパスの側道などから浅い角度で斜めに本線に向かう場面で、左右どちらのウインカーを出すべきか判断に迷うことがあります。
 
 実はこの問いには、明確な判断基準が存在します。その答えを知るには、どこに着目すればよいのでしょうか。

 その判断基準は「停止線」の有無です。

【画像】「えっ…!」これが「ウインカーに迷ったときの判断方法」です(5枚)

 停止線が設けられている場所は、信号の有無にかかわらず「交差点」と見なされます。停止線とともに「止まれ」の標識がある場合も同様で、そこから本線へ進む動きは「左折」に該当するため、合図は左に出すのが正解です。

 一方で、停止線がない場所は「合流」となります。高速道路のSA・PA出口から本線に戻る場面と状況は同じで、バイパスの側道から一時停止なしに本線へ入る場面がこれに当たります。

 このケースでは、本線と同じ方向に走りながら「進路変更」をする動きと同等と捉えます。

 加速車線が設けられ、本線との境界が点線になっている箇所も同様で、右にウインカーを出して合流するのが正しい対応です。

 こうした浅い角度での合流部付近にある交番で、警察担当者に取材したところ、担当者は次のように述べています。

「大通りに合流するような形の道路で合図をどちらに出せばいいか迷ったときには、停止線があるかどうかを確認してください。停止線であれば交差点なので左に、停止線がなく車線が点線であれば合流になるので右に合図します。

 左に合図を出すと合流先の道路を走行するクルマからは合図が見えないと不安になるかもしれませんが、停止線がある場合は左に出してください」

 判断に悩む理由としては、浅い角度での合流時に左ウインカーを出すと、本線を走るクルマから見えにくいのではないかと感じるためです。

 しかし、見やすさだけを根拠に合図の方向を決めてしまうと、通常の十字路交差点でも左折車の左ウインカーは本線側からは確認しにくいという話になり、基準として成立しません。

 誤った合図は、周囲のドライバーに意図が伝わらず、混乱や事故の原因になり得ます。

 大切なのは、自車がどのような動きをするのかを正確に把握したうえで、ルールに沿った合図を出すことです。

「停止線があれば左、なければ右」というシンプルな基準を頭に入れておくだけで、咄嗟の判断が大きく変わります。日々の運転において、あらためて確認しておきたいポイントです。