命奪う猛暑、ハンガリーで42度の新記録…欧州「オメガ・ヒートドーム」に悲鳴
欧州地域で猛暑が続く中、各地で最高気温の記録が更新されている。
6月30日(現地時間)、AFP通信によると、ハンガリー気象局は、スロバキア国境近くのセーチェニ地域で同日の気温が42度に達したと発表した。
2007年に記録した過去最高気温41.9度を上回った。
前日には、スロバキア南東部トゥルニャ・ナド・ボドボウで気温が41度まで上昇し、2007年に観測された過去最高気温40.3度を超えた。
南欧イタリアでは、過去24時間に猛暑の影響で5人が死亡した。
この日、イタリア全国27都市のうち25都市に最高レベルの赤色警報が発令された。猛暑警報は暑さの程度に応じて、第1段階の黄色警報、第2段階のオレンジ色警報、最も高い第3段階の赤色警報に区分される。
保健当局によると、6月は猛暑などの影響で平年より1000人以上多い死者が発生したフランスでは、5月の猛暑時にも300人の超過死亡が確認された。
フランス公衆衛生庁のカロリーヌ・セマイユ長官は、この規模について「平年より約14%増加した数値だ」とした上で、「ただし、すべての死因を合計したものであり、必ずしも気温上昇と直接関係しているわけではない」と説明した。
セマイユ長官は、「5月の猛暑は季節平均と比べて時期が早く、強度も高かった」とし、「学校や職場での活動が盛んな時期に、市民が異常高温にさらされた」と述べた。
5月と6月に相次いで発生した猛暑は、北アフリカから流入した熱気が欧州上空に停滞したことで発生した。高気圧と、その両側を低気圧が挟む配置がギリシャ文字の「Ω(オメガ)」に似ていることから、「オメガ・ヒートドーム」と呼ばれている。

