日本には「0円物件」があふれている…今すぐ”お金の奴隷”をやめる方法
考えれば考えるほどふくれ上がる「お金の不安」。しかし、「いざとなったら、タダ同然で住める家がある」「食べるものもなんとかなる世界がある」という事実を知っていたら……? メンタルコーチで、著書に『おひとりさまの生存戦略』があるワタナベ薫氏が、お金をかけずに豊かに生きる方法を教える。
いざとなったら「0円物件」がある
あなたの心を究極に軽くする、ある「事実」をお伝えしておきましょう。それは、「いざとなったら、お金をかけずに生きる選択肢も、今の日本にはたくさんある」ということです。
皆さんは、地方に「0円物件」と呼ばれる家やマンションが多数存在することをご存知でしょうか?
親世代が亡くなり、子供たちは都会へ出てしまい、空き家になった実家。またスキー場近くにはリゾートマンションが多数建設されましたが、昨今のスキー離れなどにより、タダ同然で手放される「0円リゾートマンション」も出てきました。
「固定資産税がかかるから、タダでもいいのでもらってほしい」という物件が、田舎には溢れているのです。
私の実家がある地域も田舎ですので、空き家になってしまった家がたくさんあります。そして私自身の実家も、今後そうなる可能性があるので、今のうちに対処が必要となってきました。
心のポケットに「プランB」を持っておく
「そんなの、惨めじゃない?」と言われるでしょうか? いいえ、そんなことはありません。
今、あえてそういった田舎の古民家を譲り受け、リノベーションをして暮らす若い人たちが増えています。
家賃はタダ同然。庭の畑で野菜を育て、ご近所とお裾分けをし合う。そんな、お金をほとんど使わないけれど、土と緑に囲まれた豊かな暮らしを実践している人々が、実はたくさんいるのです。
これは極端な例に聞こえるかもしれません。明日すぐに田舎へ移住しましょう、という提案でもありません。ただ、「もし本当にお金が尽きても、住む場所も食べるものも、なんとかなる世界がある」、という事実を知っておいてほしいのです。それだけで結構安心するものです。
私が23歳で結婚して、最初に住んだのは町営住宅でした。なんと2DK家賃8000円。庭付きでしたから、家庭菜園もしていました。生活費は、10万円かかりませんでした。
「都会で、今の生活水準を維持しなきゃ死ぬー!」。そう思い詰めるから、お金の不安は怪物のように膨れ上がります。
でも、「いざとなったら、畑を耕してのんびり暮らすのも悪くないかもね」と、心のポケットに「プランB」を持っておく。それだけで、不思議と今の生活に対する執着や恐怖が消えていきませんか?
漠然とした恐怖を具体的な「目標」に
さて、ここから現実と向き合うことにいたしましょう。ここで、電卓を置いて、ノートを開いてみてください。そして、計算してみましょう。
・あなたが月に最低限必要な生活費(基礎代謝)はいくらですか?
・そこに、いくらプラスすれば「ご機嫌」に過ごせますか?(楽しみ費)
意外と、「月20万円あれば十分幸せ」、あるいは「月15万円でも楽しく暮らせる」という事実に気づくかもしれません。
そうすれば、「なんだ、年金+月5万円のパイプを作ればいいだけじゃない!」と、漠然とした恐怖が具体的な「目標」に変わります。
お金の奴隷になるのは、もう終わりにしましょう。今日からあなたは、お金という頼もしいパートナーを使いこなし、人生を自由にデザインする「主人」になるのです。
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