<W杯>韓国紙が日本代表の強さの秘密を分析=ネット「比較にもならない」「韓国はゼロから再建を」
2026年6月28日、韓国・中央日報は、北中米ワールドカップ(W杯)で日本が「死の組」と言われたグループFを突破した一方、韓国は決勝トーナメント進出を逃したことを受けて「日本サッカーのシステムやインフラ、揺るぎない哲学は、韓国サッカーに大きな無力感と痛切な教訓を突きつけた」と伝えた。
記事は、「今回、日本は三笘薫、遠藤航ら主力が負傷で欠場したが、中村俊輔、長谷部誠ら元日本代表のレジェンドがコーチに名を連ね、負傷で出場できない南野拓実はベンチで若手のメンター役を務め、引退した吉田麻也もサポートスタッフとしてチームに帯同した」と説明。「韓国であれば、ソン・フンミン、イ・ジェソン、ファン・インボム、イ・ガンインが一斉に戦列を離れたようなもの」「パク・チソンとイ・ヨンピョがチームの一員として一緒にいるようなもの」と例え、「うらやましい光景」だと評したほか、「韓国サッカー界のレジェンドたちは現場ではなく、YouTubeで辛辣(しんらつ)な批判を発信している」と自国を皮肉った。
また、「韓国は22年カタール大会でベスト16へ導いたパウロ・ベント監督と決別したが、日本は18年から森保一監督体制を8年間維持し、戦術の継続性を保っている」と指摘。「劣勢に追い込まれても無気力そうに座っているホン・ミョンボ監督とは対照的に、森保監督は熱心に指示を飛ばし、リーダーシップを見せた」と評した。
さらに、「大韓サッカー協会が監督選任をめぐる問題でファンの信頼を失っていた間、日本サッカー協会は05年から強化・育成プロジェクト『Japan's Way(ジャパンズウェイ)』を進め、『50年までにW杯優勝』という大目標に向かって着実に歩みを進めていた」と言及。「今大会で、日本は多額の費用をかけてU-19代表選手らをトレーニングパートナーとして帯同させている。東京大学と筑波大学の学生らが出場48カ国の戦力分析を担っている」とも紹介し、「代表チームの勝率を0.1%でも高めようとする、日本らしい徹底ぶりだ」とたたえている。
一方で、「韓国のトレーニングパートナーは、韓国プロサッカー・Kリーグの選手2人だけだった。02年W杯で日本代表を率いたフィリップ・トルシエ監督は『欧州1部・2部リーグで少なくとも30人がプレーするくらいになれば、ベスト8も狙える』と予言していた。現在、欧州でプレーする日本人は100人以上おり、今大会、26人の最終メンバーのうち23人が欧州組となっている。彼らはW杯という大舞台でも欧州勢を恐れない」と述べた。
また、「日本の選手は夢や人生経験を重視し、侍のようなチャレンジ精神を持って欧州へ渡る一方、韓国の選手は高額年俸や安定を求め、中東や中国へ移籍するケースが多い」と比較。「日本サッカー協会はドイツに欧州事務所を設置しており、ドイツとスペインに駐在スタッフを派遣し、選手を手厚くサポートしている。韓国もこれを参考にすると言いながら、数年たっても実現していない。かつては細かいパスサッカーが日本の特徴だったが、今ではかつての韓国のようにフィジカルコンタクトにも臆することがない」と論じた。
そして、元韓国代表のレジェンドたちから日本のサッカーについて「パク・チソンが11人いるようだ」「自分たちが前を走っていたのに、追いかける立場になった」「憎らしいほど堂々とした態度は、自信の表れだ」「日本はもはや追いつけないレベルに達した。われわれは目を覚まさなければならない」と評価する声が上がっていることを紹介し、「韓国サッカー界に警鐘を鳴らしている」と伝えた。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「日本は引退した選手までサポートに帯同していたとは。元韓国代表はYouTubeやったりテレビに出たり、金もうけに忙しくしてるよ」「日本が優勝を狙うと言っている時に、韓国は相手チームの勝利を祈る惨めな立場になった。これが現実だ」「日本と比べるなんて笑わせるね」「実力が違いすぎる。比べものにならない」「韓国サッカーはゼロから構築し直すべきだ」「もう韓国サッカーに興味はなくなった。勝手にやっててくれ」など、厳しい声が相次いでいる。(翻訳・編集/麻江)

