大谷翔平、ルーキー左腕相手に3打席凡退 4回は二塁の「クロダ」に阻まれる サクラメント初見参で6戦ぶり18号なるか
◆米大リーグ アスレチックス―ドジャース(29日、米カリフォルニア州ウエストサクラメント=サターヘルスパーク)
ドジャース・大谷翔平投手(31)が29日(日本時間30日)、敵地・アスレチックス戦に「1番・DH」で先発出場。メジャー通算300本塁打まで残り3本と迫る中、3―3の4回1死二塁で迎えた第3打席は低めのスイーパーを打たされて二直に倒れた。
先発左腕ジャンプに対し、初回先頭の第1打席は一ゴロ、2回1死一、三塁の第2打席は見逃し三振だった。4回の打席はこの日がメジャーデビューで、母が日本人のクロダ・グラウアーに打球をつかまれた。
大谷はサクラメントには初見参。アスレチックスの本拠地がオークランドからラスベガスに移転することに伴い、25年から新球場が完成する予定の28年まで暫定的にジャイアンツ3Aの球場を“間借り”している状況だ。全30球団が現在本拠地として使用している球場で、大谷が一発を記録したことがないのはフィリーズのシチズンズバンクパーク、レッズのグレイトアメリカンボールパーク、サターヘルスパークを含めても3球場だけ。27球場に加えて、レンジャーズ、アスレチックスの旧球場、ブルージェイズのキャンプ地球場、東京ドームを入れた31球場でホームランを打ったことがある。
エンゼルス時代の21年8月に「リトルリーグ・クラシック」でBB&Tボールパークを、昨年はハリケーンの被害で一時的に本拠地が使えなかったレイズ戦で、ヤンキースのキャンプ地球場でプレーしたことはあるが、大谷が本来はマイナーの球場でプレーするのは異例。収容人数が1万4000人程度とコンパクトなサターヘルスパークで“32球場制覇”を狙う。
前日28日(同29日)の敵地・パドレス戦では4打数1安打1打点。3回に先制の左前適時打を放つなど、本塁打が出ていない間の5試合も計6安打3打点5得点と1番打者としての役目を果たしている。違和感を抱えている左膝の状態に関して、ロバーツ監督は「100%ではないが、十分プレーできる状態」と説明している。指揮官は監督通算1000勝まで残り2勝まで迫っている。ロバーツ監督の「1000」が先か、大谷の「300」が先か、それとも同時か。一つ言えることは、大谷のカウントダウンが進めば指揮官の記録も近付いてくるということだ。

