米連邦最高裁(29日)=AP

写真拡大

 【ニューヨーク=山本貴徳】米連邦最高裁は29日、元コラムニストの女性がトランプ大統領から約30年前に性被害を受けたとして損害賠償などを求めた民事訴訟で、トランプ氏による上告の申し立てを退け、審理しないことを決めた。

 トランプ氏に500万ドル(約8億円)の支払いを命じた下級審の判断が維持され、支払いが確定した。

 原告のジーン・キャロルさんは、1990年代にニューヨークの高級百貨店の試着室でトランプ氏から性的暴行を受けたと主張。1審の陪審は2023年に性的虐待と名誉毀損(きそん)を認定し、連邦高裁もこの判断を支持していた。

 トランプ氏は29日、自身のSNSへの投稿で、キャロルさんとは「会ったことがない」と改めて主張し、「司法の兵器化に全力で立ち向かい続ける」と強調した。