3バックの中央での起用が濃厚な谷口。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

写真拡大

 現地6月29日に開催される北中米ワールドカップのラウンド32で、F組2位の日本代表は、C組1位のブラジルと対戦する。

 スウェーデン戦で脚に違和感を覚えた板倉滉に代わり、オランダ戦以来3試合ぶりの先発が濃厚な谷口彰悟は前日練習の後、「チームの雰囲気としてもしっかりと集中してやれている。ブラジルを食ってやるという強い思いと、そこに対しての細かい対策。その辺は十分にできているので、明日の試合が楽しみです」と意気込んだ。

 3バックの中央に入ると予想される34歳のCBがマッチアップする可能性があるのが、マンチェスター・ユナイテッドのFWマテウス・クーニャだ。

 ここまで3ゴールを挙げている好調のアタッカーについて、「彼が9番の位置からちょっと10番っぽいプレーをするっていうのは分かっている」という谷口は、こう対策を口にした。

「これまでのグループリーグの試合を見ても、前線は流動的なので、彼が引いてそのスペースを、ウインガーだったりとか、8番の選手が出てきたりとか、その辺はかなり流動的なので、受け渡し、誰がどこでどう付くのかというところは、一番見えている後ろが、自分がちゃんとコミュニケーションを取って、言わないといけない」
 
 3−2で大逆転勝利を飾った昨年10月の対戦でもプレーし、金星奪取に寄与した。「もちろん一回対戦したことあるので、各々の特徴だったりとか、肌感覚で理解できているのはすごくポジティブに捉えている」と話しつつ、「ただ、親善試合とワールドカップ、そしてトーナメントでの戦いというところで、間違いなく別のチームだと思っている。みんなもそのつもりで戦うと思うので、そういう親善試合のイメージとか、いいイメージみたいなのは正直ないです」と本音をこぼした。

 いずれにしても、この頼りになるDFリーダーがいるのは、日本代表にとって心強い。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

【記事】「別格だった」アイスランド代表の主将が脱帽した森保ジャパン戦士は? 久保でも中村でもなく…日本代表の印象は「明らかに技術が高い」