香港大引:ハンセン0.5%高で続伸、指標発表控え上値は限定的
週明け15日の香港マーケットは、主要93銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比124.57ポイント(0.50%)高の24842.67ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が1.31ポイント(0.02%)高の8375.74ポイントと続伸した。売買代金は2833億5340万香港ドル(約5兆7889億円)に縮小している(12日は3164億3830万香港ドル)。
米イラン和平合意が相場を支える流れ。戦闘終結を受け、ホルムズ海峡の船舶航行も再開される見通しだ。日本時間15日の時間外取引でWTI原油先物は急落。一時80.00米ドル/バレルを割り込み、3月上旬以来の安値水準まで下げる場面がみられた。原油高が経済の下押し圧力になるとの不安も薄らいでいる。
ただ、上値は限定的。中国の経済動向が気がかりだ。中国ではあす16日、5月の小売売上高や鉱工業生産、1〜5月の都市部固定資産投資や不動産投資などが公表される。最新の市場コンセンサス予想では、総じて弱い内容となる見通しだ。指数は高寄り後、上げ幅を徐々に縮小している。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、パソコン(PC)世界最大手の聯想集団(レノボ・グループ:992/HK)が9.3%高、グローバル物流サービスの極兔速逓環球(1519/HK)が7.1%高、ICファウンドリー中国最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が7.0%高と上げが目立った。
セクター別では、空運が高い。中国国際航空(753/HK)が10.4%、中国東方航空(670/HK)が8.8%、中国南方航空(1055/HK)が8.0%ずつ上昇した。燃油コスト高や航空需要減の不安が薄らいでいる。
半導体セクターも急伸。SMICのほか、英諾賽科蘇州科技(2577/HK)が16.6%高、ASMPT(522/HK)が10.9%高、兆易創新科技集団(3986/HK)と上海壁仞科技(6082/HK)がそろって10.6%高で引けた。ほか、プリント基板(PCB)の建滔集団(148/HK)が12.7%高、深セン市大族数控科技(3200/HK)が11.0%高、広州広合科技(1989/HK)が10.9%高、光電ハイブリッドチップ世界首位の上海曦智科技(1879/HK)が15.6%高と値を上げている。
そのほか、人工知能(AI)スタートアップの北京智譜華章科技(2513/HK)が32.8%高。米政府が安全保障上の理由としてアンソロピックの最先端AIモデル2種類を外国人に販売することを禁止する中、北京智譜華章科技は競合する最先端モデル「GLM−5.2」を13日から一般公開した。
半面、石油・石炭セクターは安い。百勤油田服務(2178/HK)が21.1%、中国石油天然気(ペトロチャイナ:857/HK)が3.5%、中国海洋石油(883/HK)が2.9%、エン鉱能源集団(1171/HK)が9.1%、中国中煤能源(1898/HK)が5.7%ずつ下落した。
本土マーケットも続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比1.61%高の4096.47ポイントで取引を終了した。ハイテクが高い。非鉄・産金、空運、インフラ建設、自動車、不動産、保険・証券なども買われた。半面、石油・石炭は安い。軍需産業、銀行、食品飲料、公益、医薬も売られた。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
米イラン和平合意が相場を支える流れ。戦闘終結を受け、ホルムズ海峡の船舶航行も再開される見通しだ。日本時間15日の時間外取引でWTI原油先物は急落。一時80.00米ドル/バレルを割り込み、3月上旬以来の安値水準まで下げる場面がみられた。原油高が経済の下押し圧力になるとの不安も薄らいでいる。
ただ、上値は限定的。中国の経済動向が気がかりだ。中国ではあす16日、5月の小売売上高や鉱工業生産、1〜5月の都市部固定資産投資や不動産投資などが公表される。最新の市場コンセンサス予想では、総じて弱い内容となる見通しだ。指数は高寄り後、上げ幅を徐々に縮小している。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、パソコン(PC)世界最大手の聯想集団(レノボ・グループ:992/HK)が9.3%高、グローバル物流サービスの極兔速逓環球(1519/HK)が7.1%高、ICファウンドリー中国最大手の中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が7.0%高と上げが目立った。
セクター別では、空運が高い。中国国際航空(753/HK)が10.4%、中国東方航空(670/HK)が8.8%、中国南方航空(1055/HK)が8.0%ずつ上昇した。燃油コスト高や航空需要減の不安が薄らいでいる。
半導体セクターも急伸。SMICのほか、英諾賽科蘇州科技(2577/HK)が16.6%高、ASMPT(522/HK)が10.9%高、兆易創新科技集団(3986/HK)と上海壁仞科技(6082/HK)がそろって10.6%高で引けた。ほか、プリント基板(PCB)の建滔集団(148/HK)が12.7%高、深セン市大族数控科技(3200/HK)が11.0%高、広州広合科技(1989/HK)が10.9%高、光電ハイブリッドチップ世界首位の上海曦智科技(1879/HK)が15.6%高と値を上げている。
そのほか、人工知能(AI)スタートアップの北京智譜華章科技(2513/HK)が32.8%高。米政府が安全保障上の理由としてアンソロピックの最先端AIモデル2種類を外国人に販売することを禁止する中、北京智譜華章科技は競合する最先端モデル「GLM−5.2」を13日から一般公開した。
半面、石油・石炭セクターは安い。百勤油田服務(2178/HK)が21.1%、中国石油天然気(ペトロチャイナ:857/HK)が3.5%、中国海洋石油(883/HK)が2.9%、エン鉱能源集団(1171/HK)が9.1%、中国中煤能源(1898/HK)が5.7%ずつ下落した。
本土マーケットも続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比1.61%高の4096.47ポイントで取引を終了した。ハイテクが高い。非鉄・産金、空運、インフラ建設、自動車、不動産、保険・証券なども買われた。半面、石油・石炭は安い。軍需産業、銀行、食品飲料、公益、医薬も売られた。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
