FIFA公式Xより

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アメリカ、カナダ、メキシコの3カ国で開催するサッカーワールドカップが、日本時間の12日に開幕する。日本はグループリーグでオランダ、チュニジア、スウェーデンと対戦する。

前回大会において中心的な役割を果たした三笘薫と南野拓実は、負傷によって代表メンバーに選ばれなかったが、南野はメンターとしてチームに同行。代表入りを果たした長友佑都と同じく、チームを間近で鼓舞する役割を担うという。オールスターと呼ぶにはピースがいくつか足りないが、それでも確実にベストメンバーに近づけ、万全の態勢で史上初のベスト8以上を目指す。

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日本代表はメキシコ・モンテレイにて事前キャンプを行い、大会に向けての準備を進めていたが、同じくキャンプ地をメキシコ国内に設置したイラン代表をめぐり、同情の声が寄せられている。きっかけとなったのは、開催国であるアメリカの行動だ。

イラン大使館などが昨日までの間に発表した情報によると、アメリカはイランの代表選手らに対し、試合当日のみアメリカ国内の滞在を許可すると発表。また、隣国イラクの代表メンバーの一人であるアイメン・フセインが長時間拘束された後に入国を許可され、同行していたカメラマンはさらに拘束された後、入国を拒否されたという。

駐日イラン大使館の公式X(旧Twitter)でも、今回の入国拒否などに何度も言及。スポーツと関係のない理不尽な理由によって、試合に集中できなくなっていると指摘した。現状、イラン代表の試合はニュージーランド代表(ロサンゼルス)、ベルギー代表(ロサンゼルス)、エジプト代表(シアトル)と全てアメリカ国内で行われる予定であり、他の代表グループよりも負担が増える形になっている。

スコットランドサポーターのアメリカへの渡航許可取り消しも

アメリカのトランプ大統領が「大規模な戦闘作戦」を始めたことで、イラン最高指導者だったハメネイ師が死亡するなど、米イラン関係は最悪とも言える状態だ。7日にはイランがイスラエルを攻撃し、軍事攻撃の応報は終わりを見通せない。

アメリカとワールドカップをめぐる騒動はこれだけではない。英紙タイムズは、スコットランドのサポーターがアメリカへの渡航許可を取り消されたと報道。許可取り消しは複数人が対象になったとされており、8日時点ではサポーターらが入国するめどが立っていないようだ。

今年に入ってからは、グリーンランド領をめぐるトランプ氏の言動がサッカー界にも波及。一連の行動を見た海外のサポーターたちの中には、#BoycotUSA、#BoycottWorldCupといったハッシュタグでFIFAやトランプ氏などに対する抗議の意思を見せている。

オリンピックと同じく、スポーツを通じて世界が一つになる平和の祭典となったワールドカップ。本戦に48カ国が参加、3カ国での共催など、史上初の要素がいくつも盛り込まれた今大会だが、開催国であるアメリカの行動が原因で、史上初のトラブルが相次いでいる。

文/池田聖人 内外タイムス編集部