【速報】「飛鳥・藤原の宮都」が世界文化遺産登録へ ICOMOSが勧告 7月に正式登録されれば国内27件目
日本列島で初めて生まれ、のちの時代に文化的影響を与えた奈良県の遺跡群「飛鳥・藤原の宮都」が、世界文化遺産に登録される見通しとなりました。
文化庁は奈良県の遺跡群「飛鳥・藤原の宮都」について、ユネスコの諮問機関であるイコモス(=ICOMOS)が世界文化遺産への登録が適当と勧告したことを発表しました。
「飛鳥・藤原の宮都」は日本列島で初めて生まれ、のちの時代にも文化的影響を与えた古代国家の宮都の遺跡群で、天武天皇などの宮殿があったとされる飛鳥宮跡や藤原宮跡、極彩色の壁画が見つかった高松塚古墳など6世紀から8世紀の19の遺跡で構成されています。
文化庁によりますと、勧告では、キトラ古墳と高松塚古墳から取り外された壁画について、保存及び元の位置へ戻すための研究を継続することなどが求められていますが、「中央集権体制が誕生・成立した過程を、2つの連続する時代の宮都の変遷から示すことができる資産であり、人類にとって顕著な普遍的価値を持つ」などと評価されたということです。
松本文科大臣は勧告について「ほぼ満点といえる勧告をいただけた」としています。
ユネスコは今回のイコモスの勧告も踏まえ、7月に韓国で行われる世界遺産委員会で正式に登録を決める見通しで、登録されれば国内の世界遺産としては27件目となります。