フランスはコートジボワールに1−2で敗戦。デシャン監督は「言い訳はできない」と悔しがる。(C)Getty Images

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 北中米ワールドカップで優勝候補のフランスは、現地6月4日に国際親善試合でコートジボワールとナントのスタッド・ドゥ・ラ・ボジョワールで対戦した。

 45分にラヤン・シェルキのゴールで先制も、53分にゲラ・ドゥエ、84分にアマド・ディアロにゴールを割られ、2−1の逆転負けを喫した。

 フランスメディア『Morning Foot』は、「前半は試合を優勢に進めたが、後半に崩れた」とこの一戦を報道。「ワールドカップ開幕1週間前にして、不安な結果となった」と記す。

「デシャン監督は答えを求めていたが、疑問を残したまま試合を終えた。魅力的で組織的なコートジボワールを相手に、フランスは正反対の二つの顔をのぞかせた。前半は圧倒的な強さを見せたものの、後半は不安を募らせる展開に。ワールドカップ開幕まであと7日という時点で、1−2という最終スコアは、監督の不安を払拭するには程遠いものだった」

 リードを奪った前半の内容は、悪くなかった。ボール支配率で上回り、流れるようなパスワークを披露。コートジボワールを圧倒した。
 
 フランスはハーフタイムに5人を交代。同メディアは「刷新されたチームは前半のリズムを取り戻すことができなかった」と指摘。「コートジボワールはフィジカル面での強度を高め、すぐにチャンスをモノにした。53分、ゲラ・ドゥエが見事なチームプレーから同点ゴールを奪取。1−1。試合の流れはここで変わった」。

 タイスコアで推移するなか、「最も残酷な展開は終盤に訪れた」。ドゥエのお膳立てでディアロがネットを揺らす。フランスの敗戦を意味するゴールになった。

『Morning Foot』は「これはあくまで準備の試合で、ハーフタイムでの5人の選手交代が分析を歪める可能性もある」と慎重な姿勢を崩さない。「しかし、観察された傾向は顕著だ。フランスは90分間を通してパフォーマンスレベルを維持できず、スピードのあるチームに対する守備の切り替えに課題があり、後半はボール支配率で圧倒していたにもかかわらず、攻撃面でまったく精彩を欠いていた」と論じた。

 記事によれば、デシャン監督は「負けたので、前半は良かったとはいえ、決して気持ちの良いものではない」とコメント。「6月16日のセネガル戦でも同様の難題に直面することになる。言い訳はできない」と悔しがる。

 もっとも、コートジボワール戦は“本番”ではない。指揮官は「あまり厳しく批判はしたくない。競技には様々なレベルがある。連係は欠けていたが、リスクはおかしたくなかった」とも振り返った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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