Appleがスマホやタブレット向け最新プラットフォーム「iOS 17.0」と「iPadOS 17.0」の正式版を提供開始!iPhone X・8などは対象外
AppleがiOS 17やiPadOS 17、watchOS 10、tvOS 17などの正式版をリリース! |
Appleは18日(現地時間)、スマートフォン(スマホ)「iPhone」シリーズ向けプラットフォーム「iOS」およびタブレット「iPad」シリーズ向けプラットフォーム「iPadOS」、スマートウォッチ「Apple Watch」シリーズ向けプラットフォーム「watchOS」、スマートテレビ「Apple TV」向けプラットフォーム「tvOS」のそれぞれの最新バージョンを配信開始したとお知らせしています。
本体のみでのアップデートの方法は「設定」→「一般」→「ソフトウェア・アップデート」を表示し、下部にある「その他の利用可能なアップデート」のところに「iOS 17にアップグレード」をタップして実施します。また従来通りにWindowsおよびMacのパソコン(PC)を用いて各製品をUSB-Lightningケーブルで接続してiTunesによっても行えます。
対象機種はiOS 17ではiPhone XSシリーズやiPhone XR以降やiPhone SE(第2世代)以降の21機種が対象で、iOS 16までとは異なってiPhone 8やiPhone 8 Plus、iPhone Xは対象外となり、iPadOS 17ではiPadOS 17はiPad(第6世代以降)およびiPad mini(第5世代以降)、iPad Air(第3世代以降)、12.9インチiPad Pro(第2世代以降)、10.5インチiPad Pro、11インチiPad Pro(第1世代以降)の20機種が対象で、iPadOS 16とは異なってiPad(第5世代)と12.9インチiPad Pro(第1世代)や9.7インチiPad Proは対象外となっています。
一方、すぐにiOS 17にしたくない人やiOS 16に非対応な機種など向けに「iOS 16」および「iPadOS 16」のアップデートもしばらく提供される見込みです。なお、Appleではアップデートに向けてバックアップをしっかりと取っておくことをオススメしているほか、いくつかのアプリでは動作確認が取れるまでアップデートを待つように案内しています。その他、手元のiPhone 14 Pro Maxなどでは各仮想移動体通信事業者(MVNO)でも「mineo」のAプラン(VoLTE対応)などのau回線を用いたサービスも含めて引き続き利用できていますが、どうしても心配な人は公式の動作確認を待ってみてください。
iOS 17は「iPhone」シリーズ向けのプラットフォーム「iOS」、iPadOS 16は「iPad」シリーズ向けのプラットフォーム「iPadOS」、tvOS 16は「Apple TV」シリーズ向けのプラットフォーム「tvOS」、watchOS 10はスマートウォッチ「Apple Watch」シリーズ向けのプラットフォームのそれぞれ新バージョンとなります。
iOS 17はまったくスマートディスプレイとしても使える新しいスタンバイ機能や「メッセージ」アプリで安否確認ができる機能、ファイル共有機能「AirDrop」で近くにいる人とより簡単にファイルが送受信できるName Drop機能、自動入力が強化された標準キーボード、新しい日記アプリ「ジャーナル」などの機能拡張がされるということです。
中でもスタンバイはライブアクティビティーやSiri、着信、より大きくなった通知に対応するため、遠くから見てもiPhoneがこれまで以上に役立つほか、MagSafeでの充電時にはスタンバイはユーザーの好みの表示を記憶し、スタンバイ状態のときに画面をタップするだけでいつでも簡単に表示でき、常時表示ディスプレイを備えた機種では常に利用できます。
また音声サポート機能「Siri」が新たにこれまでの「Hey, Siri(ヘイ、シリ)」という起動コマンドが「Siri(シリ)」と言うだけで起動するようになります。起動後は再び起動しなくても複数のコマンドを連続して伝えることができるようになります。その他の詳細は『Apple、スマホ向け次期プラットフォーム「iOS 17」を発表!iPhone XS以降が対象で正式版が今秋登場。iPhone 8・8 Plus・Xは対象外に - S-MAX』をご覧ください。また新機能は公式Webページ( https://www.apple.com/jp/ios/ios-17/ )にて確認できます。
<iOS 17対応製品>
・iPhone 15
・iPhone 15 Max
・iPhone 15 Pro
・iPhone 15 Pro Max
・iPhone 14
・iPhone 14 Max
・iPhone 14 Pro
・iPhone 14 Pro Max
・iPhone 13
・iPhone 13 mini
・iPhone 13 Pro
・iPhone 13 Pro Max
・iPhone 12
・iPhone 12 mini
・iPhone 12 Pro
・iPhone 12 Pro Max
・iPhone 11
・iPhone 11 Pro
・iPhone 11 Pro Max
・iPhone XS
・iPhone XS Max
・iPhone XR
・iPhone SE(第2世代)
・iPhone SE(第3世代)
iPadOS 17はウィジェットがリマインダーを完了させるなどのより直感的なインタラクションに対応するほか、ロック画面のカスタマイズが可能になり、アクティビティーや服薬情報を大きな画面で見やすく表示できる「ヘルスケア」アプリやPDFを編集できる「PDF」アプリが追加され、さらに「メモ」アプリもPDFに対応するなどの機能拡張が行われるということです。
またメッセージの新機能として1回タップするだけで表示できる展開可能なメニューがあり、ここから最も頻繁に使用するiMessageアプリに簡単にアクセスでき、人やキーワード、コンテンツタイプなどのフィルターによって検索体験が向上して探しているまさにそのものをより絞り込んで検索可能です。その他の詳細は『Apple、タブレット向け次期プラットフォーム「iPadOS 17」を発表!iPad(第5世代)やiPad Proの初代12.9インチと9.7インチは対象外に - S-MAX』をご覧ください。また新機能は公式Webページ( https://www.apple.com/jp/ipados/ipados-17/ )にて確認できます。
<iPadOS 17対応製品>
・iPad(第6世代)
・iPad(第7世代)
・iPad(第8世代)
・iPad(第9世代)
・iPad(第10世代)
・iPad mini(第5世代)
・iPad mini(第6世代)
・iPad Air(第3世代)
・iPad Air(第4世代)
・iPad Air(第5世代)
・12.9インチiPad Pro(第2世代)
・12.9インチiPad Pro(第3世代)
・12.9インチiPad Pro(第4世代)
・12.9インチiPad Pro(第5世代)
・12.9インチiPad Pro(第6世代)
・10.5インチiPad Pro
・11インチiPad Pro(第1世代)
・11インチiPad Pro(第2世代)
・11インチiPad Pro(第3世代)
・11インチiPad Pro(第4世代)
アープデートはiOSおよびiPadOSとおにiOS 15やiPadOS 15から一時的に既存のOSバージョンのままにする機能が導入されているため、iOS 17やiPadOS 17にするためには「ソフトウェア・アップデート」の画面の下部に「その他の利用可能なアップデート」として「iOS 17にアップグレード」や「iPadOS 17にアップグレード」が表示されるのでそこからアップデートを行います。
なお、しばらくは最新メジャーバージョンにアップグレードせずにiOS 16のままで・セキュリティーアップデートを適用できるようになっています。単体でアップデートする場合のダウンロードサイズは手持ちのiPhone 13 Pro MaxでiOS 16.6.1からだと3.18GBとなっています。またiTunesをインストールしたWindowsおよびMacとUSB-Lightningケーブルで接続しても実施できます。なお、Appleが案内しているアップデートの内容およびセキュリティーコンテンツの修正は以下の通り。
iOS 17では、電話、メッセージ、FaceTimeが大幅にアップデートされ、自分を表現する新しいコミュニケーションの方法が追加されました。スタンバイは、iPhoneを横向きで充電しているときに、離れた場所からでも一目で情報を確認できるように設計された新しいフルスクリーン体験を提供します。AirDropでは、周囲の人との共有や接続がより簡単になり、連絡先の共有方法としてNameDropが追加されました。キーボードの機能強化によって、テキストを今まで以上に速く簡単に入力できるようになりました。iOS 17には、ウィジェット、Safari、ミュージック、AirPlayなどのアップデートも含まれています。
ロック画面
・ロック画面のデザインを一新。お気に入りの写真を表示したり、フォントスタイルを変えたり、よく使うウィジェットを表示したりして自由に画面をパーソナライズすることが可能
・マルチレイヤー被写界深度エフェクトにより、被写体を時刻表示よりも前にくるように配置
・ロック画面を複数作成し簡単に画面を切り替えることが可能
・ロック画面のギャラリーでは、あなたに合った画面デザインの候補が提供され、またAppleによって厳選されたデザインのコレクションや、万華鏡、こんにちは、湖などの新しい壁紙から選択することも可能
・Live Photos壁紙のモーションエフェクトにより、ホーム画面に設定されたLive Photosでロック解除時にロック画面をよりダイナミックに演出
・ライブアクティビティにより、リアルタイムで起きていることを直接ロック画面から簡単に把握することが可能
・通知はロック画面の下部に表示され、展開されたリスト表示、スタック表示、または件数表示から選択可能
ウィジェット
・ロック画面上のウィジェットで、天気、時刻、バッテリー残量、カレンダーの予定、アラーム、他社製ウィジェットなどの情報が一目でチェック可能
・インタラクティブウィジェットで、ホーム画面またはロック画面でタップすることで、ウィジェットから直接、リマインダーを完了としてマークするなどのアクションが実行可能
・iPadを振るか、3本指でタップして、ウィジェットの配置を元に戻すことが可能
メッセージ
・iMessageのステッカーアプリで、ライブステッカー、ミー文字、アニ文字、絵文字ステッカー、他社製のステッカーパックを含むすべてのステッカーが1か所にまとめて表示
・ライブステッカーでは、被写体を写真やビデオから抜き出して、“キラキラ”、“ぷくぷく”、“コミック”、“アウトライン”などのエフェクトを追加して作成可能
・受信したオーディオメッセージの発音表記を使用してその場ではメッセージを読んで、あとから聴くことが可能
・検索機能の改善により、連絡先、キーワード、コンテンツタイプ(写真やリンクなど)などの検索フィルタを組み合わせることで、メッセージをより早く探し出すことが可能
・吹き出しを右にスワイプしてメッセージにインラインで返信可能
・1回限りの確認コードの削除機能により、確認コードをほかのアプリに自動入力すると自動的にメッセージアプリから削除
FaceTime
・相手がFaceTime通話に出ないとき、ビデオまたはオーディオメッセージを収録して伝えたいことを正確に残すことが可能
・iPadをカメラとして使用してApple TVでFaceTime通話を楽しむことが可能(Apple TV 4K第2世代以降)
・ビデオ通話で自分の周囲にハート、風船、紙吹雪などの3Dエフェクトのリアクションをジェスチャで追加可能
・ビデオエフェクトを使用してスタジオ照明とポートレートモードの強度を調整
ヘルスケア
・iPadのヘルスケアアプリが大きなディスプレイに合わせて設計され、素早く移動できるサイドバー、よく使う項目の豊富な詳細情報、インタラクティブグラフなどに対応
・ヘルスケアとフィットネスのデータを、iPad、iPhone、Apple Watch、および対応する他社製アプリやデバイス間でシームレスに同期
・“ヘルスケア共有”では、選択したヘルスケアデータを親しい人と共有したり、大切な人のヘルスケアに関する重要な通知を受け取って、その人のアクティビティ、歩行データ、心拍数データ、トレンドなどを確認したりすることが可能
・“心の状態”の振り返りでは、一時的な感情や日々の気分を記録し、自分に最も影響している要因を選択し、どう感じているかを確認することが可能
・インタラクティブグラフでは、時間とともに心の状態がどのように変化したか、また、運動、睡眠、マインドフル時間など、どの要因の影響が大きいかを知ることが可能
・心の健康のアセスメントによって、うつ病や不安障害の現在のリスクを把握し、サポートを受けるのがよいかどうか確認することが可能
・“画面との距離”では、Face IDでも使用されるTrueDepthカメラを活用し、デバイスを見るときに遠ざけるように促して、デジタル眼精疲労を減らし、子供の近視になるリスクを軽減することが可能
メモ
・埋め込まれたPDFとスキャン書類が画面幅でメモに表示され、確認中の書類を簡単に閲覧して注釈を追加可能
・リンクされたメモでは、ほかのメモへのハイパーリンクを作成して、アイデア、コンテンツ、情報をつなげることが可能
・ブロック引用フォーマットでは、引用バーを使用して簡単に文章の一部を見やすくすることが可能
・等幅テキストフォーマットでは、等幅のテキストインセットをはっきりとした背景で表示
・共有メニューの“Pagesで開く”では、メモからPages書類を作成可能
Safariとパスワード
・プロファイルによって仕事用や個人用などのテーマ別にブラウズすることができ、履歴、Cookie、機能拡張、タブグループ、およびお気に入りを分けることが可能
・使用していないときにプライベートブラウズウインドウをロックしたり、既知のトラッカーが読み込まれるのを阻止したり、URLからトラッキング識別を削除したりできるように機能が強化されたプライベートブラウズ
・パスワードとパスキーの共有で、パスワードのグループを作成して信頼できる連絡先と共有し、グループのメンバーによる変更も反映
・1回限りの確認コードをメールからSafariに自動入力する機能によって、ブラウザから離れずにログイン可能
フリーボード
・万年筆、定規、水彩、形状認識などの新しいツールで描画が改善
・“フォロー”を使用すると、自分がキャンバスで移動したときに表示されている画面と同じ画面が共同作業者に表示されるように共同作業者をガイド可能
・図の作成が改善され、コネクタハンドルでオブジェクトを接続することで図やフローチャートを素早く作成可能
・“フリーボードで共有”では、共有シートを使用してほかのアプリからフリーボードのボードにコンテンツを追加可能
・PDFのマークアップを使用して、ボード内でPDFに直接注釈を付けることが可能
・3D操作で、クイックルックを使用してキャンバス上の3Dオブジェクトをプレビューすることが可能
ステージマネージャ
・ウインドウの配置がより柔軟になり、アプリを正確に選択および配置できるようドラッグ可能な領域が広がって、理想的なウインドウレイアウトを作成可能
・FaceTimeやビデオ通話で外部ディスプレイのカメラを使用可能
画像を調べる
・“画像を調べる”の対応分野が拡張され、料理の写真から似たようなレシピを調べたり、店頭の写真から“マップ”の情報を調べたり、洗濯表示などの表示や記号の意味を調べたりすることが可能
・写真やビデオの背景から複数または1つの被写体を抜き出して、“メッセージ”などのアプリに追加することが可能
・ビデオで“画像を調べる”を使用して、一時停止したビデオフレームに映っている対象物について調べることが可能
・写真の被写体に“画像を調べる”を使用して、写真から抜き出した被写体の情報をコールアウトメニューから直接調べることが可能
AirPlay
・人工知能によるAirPlayデバイスリストによって、ユーザの好みに基づいて関連性の高いデバイス順で表示されるため、さらに簡単に適切なAirPlay対応テレビやスピーカーを見つけることが可能
・AirPlayデバイス接続の提案が事前に通知として表示され、よりシームレスに優先AirPlayデバイスに接続可能
・iPadと最も関連性の高いAirPlay対応デバイスの間で自動AirPlayデバイス接続が実行されるため、“再生”をタップするだけでコンテンツの視聴を開始可能
AirPods
・適応型オーディオによって、アクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモードが動的にブレンドされた新しいリスニングモードが提供され、周囲の状況に合わせたノイズコントロール体験を実現(ファームウェアバージョン6A300以降のAirPods Pro(第2世代))
・パーソナライズされた音量によって、周囲の環境および長期的なリスニングの好みに合わせてメディアの音量を調整(ファームウェアバージョン6A300以降のAirPods Pro(第2世代))
・会話感知で、周囲の騒音を減らしつつ、メディアの音量を下げ、目の前にいる人の声を強調(ファームウェアバージョン6A300以降のAirPods Pro(第2世代))
・通話中にAirPodsのステムまたはAirPods MaxのDigital Crownを押すことで、マイクの消音と消音解除が可能(AirPods(第3世代)、AirPods Pro(第1世代および第2世代)、またはファームウェアバージョン6A300以降のAirPods Max)
プライバシー
・“センシティブな内容の警告”を有効にすることで、“メッセージ”、AirDrop、電話アプリの連絡先ポスター、およびFaceTimeメッセージで、ヌードを含む画像が予期せずユーザに表示されるのを防止
・“コミュニケーションの安全性”によるお子様への保護が拡張され、“メッセージ”、AirDrop、電話アプリの連絡先ポスター、FaceTimeメッセージ、およびシステムの写真ピッカーでお子様が送受信する可能性のあるヌードを含む画像に加え、ビデオも検知可能
・共有権限が改善され、埋め込まれた写真ピッカーと追加のみの“カレンダー”権限でのアプリとの共有項目をさらにコントロール可能
・リンク追跡保護により、リンクの機能は残しつつ、“メッセージ”、“メール”、およびSafariのプライベートブラウズで共有されたリンクから、一部のWebサイトがそのURLでユーザをほかのWebサイトでも追跡するために使用する余分な情報を削除
アクセシビリティ
・アシスティブアクセスにより、電話とFaceTime、メッセージ、カメラ、写真、およびミュージックで各アプリと体験の本質的な機能だけに絞り込み、認知障害のあるユーザ向けに、大きな文字、視覚的な代替物、絞られた選択肢などを提供することが可能
・ライブスピーチで、話したいことを入力して、電話、FaceTime通話、および対面の会話で読み上げてもらうことが可能
・“拡大鏡”の検出モードの“指差し読み上げ”により、ドアのキーパッドや家電のボタンなど、小さいテキスト表示のある物のテキストをiPadで読み上げ
このリリースには、以下の機能と改善も含まれています:
・“写真”の“ピープル”アルバムの“ペット”で、友達や家族と同様にアルバム内のペットを識別
・“写真アルバム”ウィジェットで、写真アプリの特定のアルバムを選択してウィジェットに表示することが可能
・“探す”の持ち物共有で、AirTagまたは“探す”ネットワークアクセサリを最大5人と共有可能
・“ホーム”のアクティビティ履歴で、ドアロック、ガレージドア、セキュリティシステム、および接触センサーの最近の履歴を確認
・“リマインダー”の買い物リストで、品物を追加すると関連する品物をセクション別に自動的にグループ化
・キーボードのミー文字ステッカーに新たに、天使の輪がかかっている笑顔、にやりと笑った顔、顔の前に広げた手の間からのぞき見している顔を含む、新しいミー文字ステッカーが追加
・Spotlightを使ってアプリを検索すると、次のアクションに便利なアプリのショートカットがトップヒット内に提示
・Apple IDアカウントに登録されているメールアドレスまたは電話番号でiPadにサインイン可能
このリリースには、以下の機能と改善も含まれています。詳しくは、以下のWebサイトをご覧ください: https://apple.com/jp/ipados/ipados-17
一部の機能は、地域やAppleデバイスによっては使用できない場合があります。Appleソフトウェアアップデートのセキュリティコンテンツについては、次のWebサイトをご覧ください: https://support.apple.com/ja-jp/HT201222
iPadOS 17では、ロック画面のデザインが一新され、画面のカスタマイズ方法が新しくなり、写真を表示したり、またウィジェットで情報を一目で確認できるようになりました。“メッセージ”には、すべてのステッカーをまとめておくことができる新しいステッカー体験が追加されています。iPadのヘルスケアアプリは、大きなディスプレイに最適化されたデザインになります。生産性の向上のために、“メモ”では画面幅のPDFや書類のスキャンを簡単に扱えるようになり、ステージマネージャではウインドウの配置がこれまで以上に自由になったほか、外部ディスプレイのカメラに対応するようになりました。iPadOS 17には、Safari、キーボード、ミュージック、AirPlayなどのアップデートも含まれています。
ロック画面
・ロック画面のデザインを一新。お気に入りの写真を表示したり、フォントスタイルを変えたり、よく使うウィジェットを表示したりして自由に画面をパーソナライズすることが可能
・マルチレイヤー被写界深度エフェクトにより、被写体を時刻表示よりも前にくるように配置
・ロック画面を複数作成し簡単に画面を切り替えることが可能
・ロック画面のギャラリーでは、あなたに合った画面デザインの候補が提供され、またAppleによって厳選されたデザインのコレクションや、万華鏡、こんにちは、湖などの新しい壁紙から選択することも可能
・Live Photos壁紙のモーションエフェクトにより、ホーム画面に設定されたLive Photosでロック解除時にロック画面をよりダイナミックに演出
・ライブアクティビティにより、リアルタイムで起きていることを直接ロック画面から簡単に把握することが可能
・通知はロック画面の下部に表示され、展開されたリスト表示、スタック表示、または件数表示から選択可能
ウィジェット
・ロック画面上のウィジェットで、天気、時刻、バッテリー残量、カレンダーの予定、アラーム、他社製ウィジェットなどの情報が一目でチェック可能
・インタラクティブウィジェットで、ホーム画面またはロック画面でタップすることで、ウィジェットから直接、リマインダーを完了としてマークするなどのアクションが実行可能
・iPadを振るか、3本指でタップして、ウィジェットの配置を元に戻すことが可能
メッセージ
・iMessageのステッカーアプリで、ライブステッカー、ミー文字、アニ文字、絵文字ステッカー、他社製のステッカーパックを含むすべてのステッカーが1か所にまとめて表示
・ライブステッカーでは、被写体を写真やビデオから抜き出して、“キラキラ”、“ぷくぷく”、“コミック”、“アウトライン”などのエフェクトを追加して作成可能
・受信したオーディオメッセージの発音表記を使用してその場ではメッセージを読んで、あとから聴くことが可能
・検索機能の改善により、連絡先、キーワード、コンテンツタイプ(写真やリンクなど)などの検索フィルタを組み合わせることで、メッセージをより早く探し出すことが可能
・吹き出しを右にスワイプしてメッセージにインラインで返信可能
・1回限りの確認コードの削除機能により、確認コードをほかのアプリに自動入力すると自動的にメッセージアプリから削除
FaceTime
・相手がFaceTime通話に出ないとき、ビデオまたはオーディオメッセージを収録して伝えたいことを正確に残すことが可能
・iPadをカメラとして使用してApple TVでFaceTime通話を楽しむことが可能(Apple TV 4K第2世代以降)
・ビデオ通話で自分の周囲にハート、風船、紙吹雪などの3Dエフェクトのリアクションをジェスチャで追加可能
・ビデオエフェクトを使用してスタジオ照明とポートレートモードの強度を調整
ヘルスケア
・iPadのヘルスケアアプリが大きなディスプレイに合わせて設計され、素早く移動できるサイドバー、よく使う項目の豊富な詳細情報、インタラクティブグラフなどに対応
・ヘルスケアとフィットネスのデータを、iPad、iPhone、Apple Watch、および対応する他社製アプリやデバイス間でシームレスに同期
・“ヘルスケア共有”では、選択したヘルスケアデータを親しい人と共有したり、大切な人のヘルスケアに関する重要な通知を受け取って、その人のアクティビティ、歩行データ、心拍数データ、トレンドなどを確認したりすることが可能
・“心の状態”の振り返りでは、一時的な感情や日々の気分を記録し、自分に最も影響している要因を選択し、どう感じているかを確認することが可能
・インタラクティブグラフでは、時間とともに心の状態がどのように変化したか、また、運動、睡眠、マインドフル時間など、どの要因の影響が大きいかを知ることが可能
・心の健康のアセスメントによって、うつ病や不安障害の現在のリスクを把握し、サポートを受けるのがよいかどうか確認することが可能
・“画面との距離”では、Face IDでも使用されるTrueDepthカメラを活用し、デバイスを見るときに遠ざけるように促して、デジタル眼精疲労を減らし、子供の近視になるリスクを軽減することが可能
メモ
・埋め込まれたPDFとスキャン書類が画面幅でメモに表示され、確認中の書類を簡単に閲覧して注釈を追加可能
・リンクされたメモでは、ほかのメモへのハイパーリンクを作成して、アイデア、コンテンツ、情報をつなげることが可能
・ブロック引用フォーマットでは、引用バーを使用して簡単に文章の一部を見やすくすることが可能
・等幅テキストフォーマットでは、等幅のテキストインセットをはっきりとした背景で表示
・共有メニューの“Pagesで開く”では、メモからPages書類を作成可能
Safariとパスワード
・プロファイルによって仕事用や個人用などのテーマ別にブラウズすることができ、履歴、Cookie、機能拡張、タブグループ、およびお気に入りを分けることが可能
・使用していないときにプライベートブラウズウインドウをロックしたり、既知のトラッカーが読み込まれるのを阻止したり、URLからトラッキング識別を削除したりできるように機能が強化されたプライベートブラウズ
・パスワードとパスキーの共有で、パスワードのグループを作成して信頼できる連絡先と共有し、グループのメンバーによる変更も反映
・1回限りの確認コードをメールからSafariに自動入力する機能によって、ブラウザから離れずにログイン可能
フリーボード
・万年筆、定規、水彩、形状認識などの新しいツールで描画が改善
・“フォロー”を使用すると、自分がキャンバスで移動したときに表示されている画面と同じ画面が共同作業者に表示されるように共同作業者をガイド可能
・図の作成が改善され、コネクタハンドルでオブジェクトを接続することで図やフローチャートを素早く作成可能
・“フリーボードで共有”では、共有シートを使用してほかのアプリからフリーボードのボードにコンテンツを追加可能
・PDFのマークアップを使用して、ボード内でPDFに直接注釈を付けることが可能
・3D操作で、クイックルックを使用してキャンバス上の3Dオブジェクトをプレビューすることが可能
ステージマネージャ
・ウインドウの配置がより柔軟になり、アプリを正確に選択および配置できるようドラッグ可能な領域が広がって、理想的なウインドウレイアウトを作成可能
・FaceTimeやビデオ通話で外部ディスプレイのカメラを使用可能
画像を調べる
・“画像を調べる”の対応分野が拡張され、料理の写真から似たようなレシピを調べたり、店頭の写真から“マップ”の情報を調べたり、洗濯表示などの表示や記号の意味を調べたりすることが可能
・写真やビデオの背景から複数または1つの被写体を抜き出して、“メッセージ”などのアプリに追加することが可能
・ビデオで“画像を調べる”を使用して、一時停止したビデオフレームに映っている対象物について調べることが可能
・写真の被写体に“画像を調べる”を使用して、写真から抜き出した被写体の情報をコールアウトメニューから直接調べることが可能
AirPlay
・人工知能によるAirPlayデバイスリストによって、ユーザの好みに基づいて関連性の高いデバイス順で表示されるため、さらに簡単に適切なAirPlay対応テレビやスピーカーを見つけることが可能
・AirPlayデバイス接続の提案が事前に通知として表示され、よりシームレスに優先AirPlayデバイスに接続可能
・iPadと最も関連性の高いAirPlay対応デバイスの間で自動AirPlayデバイス接続が実行されるため、“再生”をタップするだけでコンテンツの視聴を開始可能
AirPods
・適応型オーディオによって、アクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモードが動的にブレンドされた新しいリスニングモードが提供され、周囲の状況に合わせたノイズコントロール体験を実現(ファームウェアバージョン6A300以降のAirPods Pro(第2世代))
・パーソナライズされた音量によって、周囲の環境および長期的なリスニングの好みに合わせてメディアの音量を調整(ファームウェアバージョン6A300以降のAirPods Pro(第2世代))
・会話感知で、周囲の騒音を減らしつつ、メディアの音量を下げ、目の前にいる人の声を強調(ファームウェアバージョン6A300以降のAirPods Pro(第2世代))
・通話中にAirPodsのステムまたはAirPods MaxのDigital Crownを押すことで、マイクの消音と消音解除が可能(AirPods(第3世代)、AirPods Pro(第1世代および第2世代)、またはファームウェアバージョン6A300以降のAirPods Max)
プライバシー
・“センシティブな内容の警告”を有効にすることで、“メッセージ”、AirDrop、電話アプリの連絡先ポスター、およびFaceTimeメッセージで、ヌードを含む画像が予期せずユーザに表示されるのを防止
・“コミュニケーションの安全性”によるお子様への保護が拡張され、“メッセージ”、AirDrop、電話アプリの連絡先ポスター、FaceTimeメッセージ、およびシステムの写真ピッカーでお子様が送受信する可能性のあるヌードを含む画像に加え、ビデオも検知可能
・共有権限が改善され、埋め込まれた写真ピッカーと追加のみの“カレンダー”権限でのアプリとの共有項目をさらにコントロール可能
・リンク追跡保護により、リンクの機能は残しつつ、“メッセージ”、“メール”、およびSafariのプライベートブラウズで共有されたリンクから、一部のWebサイトがそのURLでユーザをほかのWebサイトでも追跡するために使用する余分な情報を削除
アクセシビリティ
・アシスティブアクセスにより、電話とFaceTime、メッセージ、カメラ、写真、およびミュージックで各アプリと体験の本質的な機能だけに絞り込み、認知障害のあるユーザ向けに、大きな文字、視覚的な代替物、絞られた選択肢などを提供することが可能
・ライブスピーチで、話したいことを入力して、電話、FaceTime通話、および対面の会話で読み上げてもらうことが可能
・“拡大鏡”の検出モードの“指差し読み上げ”により、ドアのキーパッドや家電のボタンなど、小さいテキスト表示のある物のテキストをiPadで読み上げ
このリリースには、以下の機能と改善も含まれています:
・“写真”の“ピープル”アルバムの“ペット”で、友達や家族と同様にアルバム内のペットを識別
・“写真アルバム”ウィジェットで、写真アプリの特定のアルバムを選択してウィジェットに表示することが可能
・“探す”の持ち物共有で、AirTagまたは“探す”ネットワークアクセサリを最大5人と共有可能
・“ホーム”のアクティビティ履歴で、ドアロック、ガレージドア、セキュリティシステム、および接触センサーの最近の履歴を確認
・“リマインダー”の買い物リストで、品物を追加すると関連する品物をセクション別に自動的にグループ化
・キーボードのミー文字ステッカーに新たに、天使の輪がかかっている笑顔、にやりと笑った顔、顔の前に広げた手の間からのぞき見している顔を含む、新しいミー文字ステッカーが追加
・Spotlightを使ってアプリを検索すると、次のアクションに便利なアプリのショートカットがトップヒット内に提示
・Apple IDアカウントに登録されているメールアドレスまたは電話番号でiPadにサインイン可能
このリリースには、以下の機能と改善も含まれています。詳しくは、以下のWebサイトをご覧ください: https://apple.com/jp/ipados/ipados-17
一部の機能は、地域やAppleデバイスによっては使用できない場合があります。Appleソフトウェアアップデートのセキュリティコンテンツについては、次のWebサイトをご覧ください: https://support.apple.com/ja-jp/HT201222
Details available soon
記事執筆:memn0ck
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・iPadOS 17 is now available - Apple
・iOS 17 のアップデートについて - Apple サポート (日本)
・iPadOS 17 のアップデートについて - Apple サポート (日本)
・iOS 17.0 および iPadOS 17.0 のセキュリティコンテンツについて - Apple サポート (日本)
・Apple セキュリティアップデート - Apple サポート