西武や巨人で活躍した清原和博氏【写真:小林靖】

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「出場するすべての選手に、悔いなく全力プレーしてほしい」

 3月18日に開幕する選抜高校野球の出場校が27日発表され、昨秋の関東大会で4強入りした慶応(神奈川)の出場が決まった。同高には西武や巨人で活躍した清原和博氏の次男・勝児(かつじ)内野手(1年)が在籍している。

 清原氏は同日、自身のツイッターで「一報を聞き、うれしく思うと同時に、40年前、私自身が初めて甲子園に出たとき以上の緊張感が湧き起こっています。出場するすべての選手に、あの大舞台で、悔いなく全力でプレーしてほしいと願っています」とつづった。

 PL学園時代、1983年夏から甲子園に5季連続出場した清原氏は、史上最多となる通算13本のアーチを甲子園の空にかけている。勝児も昨秋は背番号5を背負い、上矢部との神奈川大会3回戦では満塁弾、関東大会1回戦の常磐大戦でも勝ち越し2ランを放ち、選抜出場に貢献している。

 40年の時を経て「清原」の伝説が、再びつむがれようとしている。(Full-Count編集部)