金正恩総書記/労働党第8回大会記念軍事パレード(2021年1月15日付朝鮮中央通信)

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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は26日、日本の岸信夫防衛相に対して「妄言を吐いた」と非難する論評を配信した。

岸信夫防衛相は12日の記者会見で、北朝鮮の軍備増強を巡り「核ミサイル開発に関するものも含めて軍事動向について重大な関心をもって情報収集・分析に全力を挙げていく」「北朝鮮のミサイル、核ミサイル開発はわが国に対する大変な脅威」などと述べた。

これに対して論評は、「日本が年頭から、他国に言い掛かりをつけて意地悪な行為だけを選んで働く悪習をさらけ出している」と指摘した。

(参考記事:「日本の空軍力に追いつけない」米国と亀裂で韓国から悲鳴

また「世界が知らない飛躍的な速度で強化され、発展しているわれわれの最強の武力に恐れおののいた者らの悲鳴以外の何物でもない」と述べた。

そのうえで、「国の自主権と生存権、発展権守護のためのわれわれの国防力強化の措置に不安を感じ、悪態を並べ立てるのは、日本の反動層をはじめとする平和破壊勢力だけである」と強調した。