「クラスターフェス」主催者・平塚正幸氏の都知事選出馬時のポスター

写真拡大

人気アニメシリーズ・ドラゴンボールのキャラクター「ベジータ」のモノマネで知られるお笑い芸人のR藤本さんは2020年8月9日にブログを更新し、JR渋谷駅前で行われた「クラスターフェス」について言及した。

新型コロナウイルスの感染が拡大する中で、感染リスクを無視して行われた音楽フェスに「こんなもん、テロじゃないですか」と憤りをあらわにした。

「快楽とくだらない自己主張のための人災」

クラスターフェスは「コロナはただの風邪」を掲げ、東京都知事選(7月5日投開票)に出馬した国民主権党・平塚正幸氏が主催。「マスク必要なし」「ソーシャルディスタンス必要なし」などの条件のもと8月8日に渋谷駅前で行われたが、新型コロナウイルスの感染リスクを顧みないものとしてネット上では批判が集まっていた。

藤本さんは「渋谷にはバカが集まってしまうのか?」というタイトルでブログを更新。8月8日に渋谷で知人と食事をした後、翌9日に「クラスターフェス」が渋谷で行われていたことをツイッターで知ったという。フェスの中身を知った藤本さんは「こんなもん、テロじゃないですか」と憤りをあらわにした。

さらに、「実際危ないかどうかの話じゃないんですよ、そいつらの快楽とくだらない自己主張のための人災であり二次災害、精神的にたくさんの人を傷付け、嫌な気持ちにさせるテロですよ」とフェス参加者を批判した。

これまでもハロウィーンやW杯など大きなイベント時には渋谷に近付かないようにしていたという藤本さん。今回の「クラスターフェス」開催を受け、

「バカ人間の行動にまともな理由や配慮などはなく、『やっぱりバカが集まる街なのか』『渋谷なんか行かなきゃよかった』と、大変嫌な気持ちになりました」

と語った。