英の医療系ベンチャーに出資した、老舗重電メーカーのチャレンジ
20年度までに医薬品の製造・品質管理基準(GMP)適合施設で稼働させるための規制当局への対応を終え、21年度に商用化する。シンフォニアが装置を供給し、サカルタを通じて販売する。
推進機構は細胞療法研究開発センターで細胞培養法や品質検査法の規格化研究を進めている。シンフォニアは同研究成果を活用し、半導体製造装置で培ってきたクリーン化技術と組み合わせ、培養状態をモニタリングしながら最適なプロセスを実行する自動化装置を開発する。
細胞の種類によって異なるが、培地交換など人の手を介する作業時間を最大60分の1程度短縮できる見込み。民間調査会社によると世界の自動培養装置市場は20年に650億円を超え、30年に世界で1400億円を突破するとの見方がある。アジアや北米市場への展開も見据える。
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