福井が“県民衛星”を打ち上げる理由
同組合は衛星画像データの利活用案を複数検討してきたが、県の防災システムで使う案に絞った。すでに地上分解能2・5メートルの衛星画像を編集する情報システムを開発。防災用に機能させるために地上と飛行ロボット(ドローン)などの空撮画像と組み合わせる仕組みのほか、実際に行政組織で運用する上での仕様を18年度内に詰め、開発に入る。
県民衛星の機体は、同組合メンバーで宇宙ベンチャーのアクセルスペース(東京都中央区)が27日にロシアの民間ロケットで打ち上げる超小型衛星「グルース」(60センチ×60センチ×80センチメートル)をモデルとする計画。打ち上げは当初、宇宙航空研究開発機構(JAXA)のロケットを想定したが、打ち上げ時期が流動的で、有償の民間ロケットを利用しビジネス展開の歩を進める。
県民衛星は製作費として県の拠出金と、参加企業により4億円を集めた。
