PEファンドが事業承継で存在感、中小機構が上限値60億円を出資
中小機構は経済産業省が掲げる「地域経済牽引事業」を促進する事業の一環と位置づける。17年7月に施行した地域未来投資促進法に基づく地域経済投資の第2弾となる。地域経済の課題が複雑化する一方、地域の中核となる中小企業や産業を活発化させるのが狙い。これまでは個社への支援が多かったが、“起爆剤”となる企業を中心に地域経済の発展に結びつける。
中小機構が連携先として選んだNHCは多数の中堅・中小企業の事業承継や事業再生を手がけており、同法に適した事業承継や成長支援、カーブアウト(事業の切り出し)の実績がある。投資に伴う産業や業界再編も促しており、事業の社会性の高さも評価された。
また、組成ファンドの投資家は地方の金融機関などが約8割を占めており、地方銀行と勉強会や人材交流など連携を深めている。
