『四角い液体、メタリックなメモリー』2014年 撮影:守屋友樹

写真拡大

『金氏徹平のメルカトル・メンブレン』展が、11月6日まで香川・丸亀市猪熊弦一郎現代美術館で開催されている。

【もっと画像を見る(8枚)】

1978年に京都で生まれた彫刻家・金氏徹平。日常の事物を素材にコラージュの手法を用いて作品を発表するほか、近年は舞台美術など様々な領域を横断した活動をしている。

『金氏徹平のメルカトル・メンブレン』では出品作のほとんどを新作および未発表作品で構成。天井高7メートルの空間に大型インスタレーションを展示するほか、コラージュの延長として「他者」との接続から制作の方法論を探り、新しい彫刻の在り方を試みるという。

また同展では会期中に毎月関連イベントを実施し、それぞれのイベントと共に展示が変化していく。オープニングを飾った青柳いづみら出演のパフォーマンスをはじめ、金氏、青柳、山田晋平のコラボレーションによるプロジェクションマッピング、オオルタイチによるライブパフォーマンス、contact Gonzoと金氏によるクロージングパフォーマンスなどが企画されている。詳細は丸亀市猪熊弦一郎現代美術館のオフイシャルサイトをチェックしよう。