iPhoneだけで出かけたい!カード時代に必須な複数カードが収納できるスリムiPhoneケース

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休日にふらりと出かけたい時、iPhoneだけを持って身軽に出かけたい。
そう思っている人も多いだろう。

しかし、iPhoneはおサイフケータイに対応していないため、出かけるときは交通系ICカードやクレジットカードを別途持ち歩かなくてはならない。
とはいえ、最近ではカードを収納できるiPhoneケースも販売されているのでケースを使えば手ぶらでの外出もできなくはない。

だが大抵のカード収納型iPhoneケースには、カードが1枚しか入らない。

iPhoneケースに複数のカードを収納したい、しかもスリムに

そんな希望を持つ人にお勧めなのが、オーストラリアのBellroyが販売する「PHONE CASE - 3 CARD」だ。日本でも通販などで購入することができる。

PHONE CASE - 3 CARDは、一見すると普通のiPhoneケースだ。
本体表面は革張りなので落ち着いた高級感もある。厚みは11mmと、iPhoneの厚さがわずかに増える程度である。
他社の革製iPhoneケースは厚みが増すものもあるので、「PHONE CASE - 3 CARD」は、十分スリムなケースと言えるだろう。


革製で高級感あるPHONE CASE - 3 CARD。3枚のカードを収納できる


さてこのPHONE CASE - 3 CARDだが、背面側にはICカードやクレジットカードが3枚も入る。
背面には上下にスリットがあり、下のスリットからカードを2枚、上のスリットからカードを1枚入れられる。背面には中央上部にひし形の窓が開いている。ここにちょうど下から入れた2枚のカードの端の部分が半分だけ見えるようになっている。

つまり、このひし形の部分に親指を入れて、下にずらせば下から入れたカード2枚が出せる。
逆に、指先を上にずらせば上からいれたカードが出せるというわけだ。

しかもPHONE CASE - 3 CARDの収納力はこれだけではない。

ケースにiPhoneを装着するときに、紙幣を折り畳んで入れておけば緊急用の現金として使うこともできる。1000円札1枚を入れておくと安心だろう。
さらにはケースの内側にナノSIMカードを入れるスロットも用意されている。
格安SIMを入れ替えて使っている人にはうれしい配慮だ。


カードに加え紙幣やSIMカードも収納可能だ


ただしSIMトレイを抜き出すためのピンを入れる場所は用意されていない。また交通系ICカードを入れたまま、おサイフケータイのように支払い機にタッチすることはできない。

とはいえよく使うICカードはケースの裏側の上から入れておき、自動改札を通るときやコンビニでの支払い時は指先一本を使えば問題ないだろう。
下から入れる2枚のカードはキャッシュカードやクレジットカードと会員証や通院券など、出先でもしかしたら使うかも、というカードを入れておくとよい。

最近のiPhoneケースは、フリップカバー式も人気で、カバーの内側にポケットを複数備える製品も増えている。しかし、カードを複数収納できるフリップカバーは、閉じると膨らんで厚みがましてポケットに収まりにくいなど、見た目も使い勝手もイマイチということも多い。

PHONE CASE - 3 CARDなら薄さを損なわずに3枚のカードと紙幣、そして予備のSIMを入れることができるわけだ。カバンを持たずに手ぶらで出かけることの多い人にはイチオシのケースと言えるだろう。


山根康宏